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[移住者に聞きました]わたしのハマライフ

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静岡県浜松市

■第8回 浜松のために恩返ししたい
〜渡邉貴裕(たかひろ)さん〜
[東京都→浜松市西区]
今月は、東京都から浜松市西区に夫婦で移住し、浜松での暮らし「ハマライフ」を送っている渡邉貴裕さんにインタビューしました。渡邉さんは日本画家として活動しているほか、デザイン専門学校や自身が主宰するアートスクールの講師も勤めています。

◇移住のきっかけは?
2018(平成30)年に浜北区にある福応寺(ふくおうじ)の壁画制作を依頼されたことがきっかけです。制作のために5カ月間浜松に通っているうちに人、風景、気候、食べ物、土地柄などに引かれました。特に人が温かいというのをとても感じました。壁画を描いているときには、近所の人が声を掛けてくれて、寒いだろうからと銭湯の無料券をくれたり、たまたま入ったレストランの接客がとても温かかったり…。驚いて「浜松ってどこもこんなに接客がいいんですか?」と聞いてしまったくらいです。
また、夫婦共に田舎暮らしをしたいわけではなかったので、商業、工業、文化、医療などが充実していて、バランスの取れている点も魅力に感じました。

◇移住までのステップを教えてください
浜松に住みたいなと漠然と思い始めた頃、アポイントなしで、市役所の浜松移住センター(市民協働・地域政策課)を訪れました。突然の訪問にも関わらず、その時の応対がとても丁寧で、それから本格的に移住に向けて準備を進めていきました。その後、浜松市が出展する、ふるさと回帰支援センター(東京)での移住相談会に申し込んだり、浜松商工会議所で仕事について相談したり、移住コーディネーターに地域案内をしてもらったりして、今年の2月に移住してきました。

◇浜松での暮らしはいかがですか
最高です!自分のペースで仕事ができ、ストレスがほぼないです。通勤時間も東京にいる頃と比べて短縮されたので、時間の使い方が有意義になった気がします。あとは運がいいことに趣味を通じて良い人ばかり知り合うことが出来たので、毎日充実しています。

◇移住して苦労したことや困ったことはありますか?
苦労したことは特にないですが、以前ほど歩かなくなったので、移住して太りましたね(笑)。東京に住んでいた頃は基本的に公共交通機関と徒歩での移動でしたので、駅までの往復や、駅から目的地までなど1日8000歩くらい歩いていました。今は車での移動がほとんどですので歩く量が減って太りました。食べ物もおいしいですしね。

◇今後の目標、夢はありますか
仕事面では2〜3年後に市内で日本画を中心とした個展を開催したいです。また、地域のためにお手伝いできることがあればアーティスト、デザイナーとしての仕事を受けていきたいと思います。
プライベートでは、来年の夏はサーフィンに挑戦したいです!

◇移住を考えている人へメッセージをお願いします
移住を実現するには、いつまでに移住をするか、期間を決めるのがいいかなと思います。いつか、いつか、と思うとなかなか行動に移せないと思うので。僕の場合は、移住に関連する補助金を受けられる年齢がぎりぎり間に合うタイミングだったということもあり、その申請に合わせて動きました。市や浜松商工会議所のサポート体制が充実しているので、まずは相談してみるといいと思います。

■渡邉さんのお気に入りスポット
卸商団地(南区卸本町)
(渡邉さん)
「昭和40〜50年代の雰囲気を残していて、アーティスト心をくすぐる雰囲気があります。ここでイベントをしてみたいな、と思わせてくれる場所です。」

※浜松移住センター(市民協働・地域政策課【電話】457-2243)では、移住・就業支援金やハマライフ住宅取得等補助金を用意しています。詳しくはハマライフホームページで確認してください。
【市HP】「移住 支援金・補助金」で検索
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/hamalife/shienkinhozyokin.html

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