■今月のテーマ 梅の花を見に行こう!
2月中旬から3月中旬頃の早春、甘い香りと共にかわいらしい花を咲かせる、梅。一足早く春を感じることができるお花見スポットを紹介します。
○家康くん:暖かくなるのが待ち遠しいのう
■迫力のある樹形大草山昇竜しだれ梅園(西区呉松町)
浜名湖にほど近い、大草山の中腹にある梅園です。園内にある350本の梅すべてが、しだれ梅※。園独自の仕立て方による空へと昇る竜のような形の枝ぶりが魅力です。枝がシャワーのように垂れる中を通り抜ける「梅のシャワートンネル」も人気。クリスマスローズが足元を彩ります。
※しだれ梅:枝が垂れ下がる性質をもつ種類の梅
場所:西区呉松町(カーナビは「大草荘(呉松町1511)」を設定)
営業:2月中旬〜3月中旬、9:00〜17:00
入園料:時期により変動(中学生以上500〜700円)
問合せ:【電話】090-5108-3605(佐藤)
■歴史感じる梅のトンネル長楽寺(北区細江町気賀)
平安時代初期に弘法大師が建立したと伝わる長楽寺。客殿から200mほど北側にある本堂跡の方へ行くと、石段に沿って梅の木が連なり、まるでトンネルのよう。地域の人々によって手入れされた白梅は、芳香を放ち咲き誇ります。本堂跡まで石段を登ると、浜名湖が眼下に広がります。
場所:北区細江町気賀7953-1
拝観料:300円(梅のトンネルは拝観料のかからない場所にあります)
【イベント情報】
遠江円空研究会による円空彫(えんくうぼり)作品展(2月13日(日)〜3月13日(日)長楽寺客殿)
問合せ:【電話】522-0478
■自然に囲まれた体験農園梅の杉山園(北区引佐町奥山)
尉ヶ峰(じょうがみね)を中心とする奥浜名湖地域の山並みを望む、のどかな場所にある梅園です。元々は棚田だった土地に梅の木を植えたのが始まりで、今では南高梅(なんこううめ)など、梅干しや梅ジュースなどに適した品種が植えられています。早春の開花期は園内を自由に散策でき、5〜6月には梅狩り体験ができます。
場所:北区引佐町奥山1737-379(農場)
営業(開花期):2月上旬〜3月上旬、10:00〜15:00
入園料:無料(駐車代200円)
問合せ:【電話】090-1625-0933
■流水庭園としだれ梅奥山高原(北区引佐町奥山)
流水庭園や山の斜面を散策しながら梅の花を楽しめます。滝を背景にしだれ梅を鑑賞できる流水庭園は、園内で一番の撮影スポットとなっています。早春には、水仙や雪割草(ミスミソウ)なども見頃を迎えます。
敷地内にはドッグランが併設されているので、愛犬家の人にもお勧めです。
場所:北区引佐町奥山堂ノ上1736-1
営業:10:00〜17:00(火曜・金曜定休)
入園料:大人700円ほか
問合せ:【電話】543-0234
■浜名湖ガーデンパーク
和風の花が咲くエリア「花木(かぼく)園」に、およそ100本の梅があります。一重咲きや八重咲きなどのさまざまな品種を鑑賞することができます。
■はままつフラワーパーク
早咲きや遅咲きを含む110品種300本があり、長期間楽しめます。2月20日(日)・27日(日)に、甘酒の無料接待を予定。(10:30から先着300人)
◆梅コラム
◎令和の由来
元号「令和」は、奈良時代の歌集『万葉集』の梅花の歌三十二首の序文から名付けられました。これらの歌は、梅の花をめでるうたげの席で詠まれました。当時、梅は大陸から渡ってきたばかりの珍しい植物でした。
※掲載したイベントなどは1月12日時点での情報です。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、開催が取り止めになる場合があります。また、天候などにより見頃は前後します。ホームページで開花情報を確認するか問い合わせの上、お出掛けください。
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