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■いざ全国へ!浜名湖うなぎ
浜松・浜名湖の食といえば、多くの人が最初に思い浮かべるのはウナギではないでしょうか。浜名湖のウナギの生産量は年間およそ1,500トンで、そのうちの半数を、浜名湖養魚漁業協同組合が取り扱っています。養鰻池から水揚げされたウナギは、組合員の手作業によるサイズなどの選別を受けた後、関東圏を中心に全国へ出荷されます。選別されたウナギたちは、軽い傾斜のある板の上をニョロニョロと動き、自ら出荷用の籠(かご)の中へ飛び込んでいきます。
取材時、その姿に可愛らしさと勇ましさを感じました。
二ホンウナギは絶滅危惧種に指定されているため、地域ごとに生産できる上限が決められています。昔と比べると生産量は減りましたが、今でも浜名湖がウナギの名産地として全国に広く浸透し、浜名湖産ウナギのブランドイメージは確立されています。暑い夏には栄養たっぷりの浜名湖うなぎで、英気を養いたいですね。
今年の夏の土用(どよう)の丑(うし)の日は7月28日です!
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