文字サイズ

はままつ魅力発見伝 魅力的なスポットを表紙の写真と共に紹介します。

29/31

静岡県浜松市

◆これからの林業を元気にするために自分たちができること
大学生の時に家業である林業に携わる決意をし、卒業後は原木市場での勤務や伐採技術習得のための修行を経て、34歳で林業家として独立した鈴木健太さん。これからの浜松の林業について、鈴木さんにお話を伺いました。
「林業を取り巻く環境は、担い手の減少や木材価格の低迷などで厳しい状況にあります。このままの状態が続くと、この森林を地域の財産として未来につなげていくことができません。浜松の林業を元気にしていくために、これからは林業家、製材・加工業者、流通業者、大工や家具職人、そして住宅メーカーや販売店などの異業種がつながり、協力していくことが重要だと思っています。」
天竜には、木に関わる仕事をししている若者の集団『TENKOMORI〜天竜これからの森を考える会〜』があります。鈴木さんはこのTENKOMORIの会長も務めています。
「TENKOMORIは、子供たちを対象にした森林環境教育の出前講座などを行い、森林の働きや山の仕事を紹介する活動を行っています。メンバー間での情報交換もあり、いい刺激を受けています。天竜の森の素晴らしさや木を使うことの大切さを次世代に伝えていくことは、とても大事なことなので、今後も積極的に活動していきたいです。」と話してくれました。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

       

広報プラスーはままつー

MENU