■令和7年度 当初予算の主要事業
※金額は表示単位未満を切り上げて表記しています
◆産業経済
(1)世界を市場とする産業・サービスの創造
◇海外展開事業化可能性調査費の支援
[拡充]産業イノベーション支援事業 2億4,720万円
◇阿蔵山における産業用地の開発
阿蔵山産業用地整備事業 2億1,000万円
◇海外人材の活用を見据えたインド政府及び現地企業との交流
[拡充]浜松・インド経済交流推進事業 9,801万円
◇中心市街地活性化の推進
中心市街地活性化施策調査研究事業 1,539万円
◇子育て世代活躍企業コンテストの実施
[拡充]働き方改革推進事業 483万円
(2)スタートアップ・エコシステムの構築
◇地域企業とスタートアップの連携に向けたマッチング環境の整備等
[拡充]スタートアップ地域連携事業 7,560万円
(3)国内外に通用する魅力ある地域資源の創造
◇海外メディア及びデジタルマーケティング※2を活用したプロモーションの実施
[拡充]インバウンド推進事業 1億1,853万円
(4)もうかる農林水産業の推進
◇民間企業・団体と連携した農商工連携による付加価値向上
[新規]付加価値向上推進事業 2,123万円
◇市内森林のCO2吸収量のクレジット化※3
天竜美林カーボンクレジット創出モデル事業 816万円
◇養鰻技術の継承に向けたDX化※4及び浜名湖におけるアサリの資源回復の支援
[拡充]水産業持続化促進事業(負担金)810万円
◆こども・教育
(1)全てのこども・若者が健やかで幸せに成長できるまちづくり
◇保育士及び利用児童の処遇改善や施設の環境整備に対する支援
[拡充]私立保育所等入所児童処遇向上費助成事業 20億9,318万円
◇養育環境等に課題を抱える児童の居場所の開設
[新規]児童育成支援拠点事業 1,235万円
◇社会的養護のもとで暮らすこどもの権利擁護環境の整備
[拡充]こどもの権利擁護環境整備事業 492万円
(2)自分や浜松の未来を創る人づくり
◇放課後児童会の運営に対する民間活力の導入や夏季休業期間における臨時放課後児童会の開設
放課後児童会運営支援事業 22億2,505万円
◇自宅にとどまる不登校児童生徒と校外まなびの教室とのオンライン交流
[拡充]教育支援デジタル運営経費 1億913万円
◆安全・安心・快適
(1)みんなの力で自然災害から生き残る
◇中部電力パワーグリッド株式会社と連携した災害時の停電リスク減少に向けた予防伐採※5
[新規]停電対策予防伐採事業 3,572万円
(2)市民が集う活力ある都市づくり
◇持続可能な公共交通確立に向けた交通事業者への支援
[新規]公共交通網維持支援事業 1億円
◇衛星画像やAIを用いた盛り土の監視など
[拡充]盛土規制区域基礎調査等事業 5,154万円
(3)災害に強く、安全で快適な社会基盤の構築と強化
◇巨大地震や豪雨など、さまざまな災害に備えた安全・安心なまちづくりの実現
道路事業 246億8,948万円
[新規]浜松環状線立体交差化事業 4億1,100万円
[新規]無電柱化推進事業 3,400万円
小規模要望事業(道路・河川) 22億6,373万円
中規模要望事業(道路・河川) 12億7,227万円
(4)健全な水循環に貢献する強靭(きょうじん)で安全・安心な上下水道の経営
老朽管等更新事業(水道事業) 26億4,978万円
管路耐震化事業(水道事業) 24億5,200万円
[新規]避難所等重要施設に接続する管路の耐震化事業 4,130万円
施設改良事業等(水道事業) 12億5,367万円
改築更新事業(下水道事業) 33億3,447万円
地震対策事業(下水道事業) 8億2,627万円
浸水対策事業(下水道事業) 14億7,247万円(一部再掲)
◆水道料金の改定
改定時期:2025(令和7)年10月
平均改定率:17.9%
・改定から半年間は基本料金を現行水準に据え置き、従量料金は改定による増加率を一律4割引き下げ
■用語解説
※1 スタートアップ・エコシステム
起業家・起業支援者・企業・大学・金融機関・公的機関などが結びつき、スタートアップが次々と生まれ、それがまた優れた人材・技術・資金を呼び込み、発展を続ける環境を生態系になぞらえた呼称
※2 デジタルマーケティング
インターネットやAIなどのデジタル技術を活用して市場の調査や分析をすること
※3 森林のCO2吸収量のクレジット化
森林を適切に管理することによって、樹木が吸収するCO2の量を国がクレジットとして認証し、売買できるようにする制度のこと。企業や団体が、自社で削減できなかった温室効果ガスを相殺(オフセット)するためにクレジットを購入した費用は、地域の森林資源の保護・育成に活用される
※4 DX
「デジタル・トランスフォーメーション」の略で、デジタル技術を駆使して、経営や事業の在り方、生活や働き方などを変革すること
※5 予防伐採
台風などの強風による倒木で発生する停電を未然に防ぐために、電線の近くの木をあらかじめ伐採しておくこと
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