■「初めまして」の人も「お帰りなさい」の人も
市では、行政・地元企業・地域住民などが連携して、移住希望者からの相談に、浜松ならではの方法で対応を行い、受け入れを進めています。今回は、浜松での充実した暮らし「ハマライフ」を送る移住者と、移住者を受け入れてきた人たちへのインタビューを通じて、「選ばれているまち浜松」について深掘りします。
◇移住者数 県内トップ!「選ばれているまち浜松」
認定NPO法人ふるさと回帰支援センターが発表した2023(令和5)年移住希望地ランキングで、静岡県が4年連続「窓口相談者が選んだ移住希望地」第1位に輝きました。
静岡県の中でも、浜松市への※移住者数は年々増えており、静岡県が発表した2023(令和5)年度における県外から市への移住者数では、県内最多の545人でした。また、移住者数と同様に、市への移住相談件数も年々増加し、2023(令和5)年度は、市の窓口に1846件の相談が寄せられました(下グラフ参照)。
※ここでの移住者とは、県および市町の移住窓口、移住促進施策などを利用して県外から移り住む人のことを指します
▽浜松市の移住者数と相談件数の推移
◇浜松の特徴的な取り組み 「移住」と「就職」を同時支援
浜松市への移住を検討している人の特徴として、働き盛りの年代が多いことから(下グラフ参照)、住む地域だけではなく転職先も探す人が少なくありません。
そこで市は、移住に関する総合的な窓口「浜松移住センター」を設置し、移住希望者一人一人の状況や希望に応じた支援を実施しています。
移住希望者の個別相談や現地案内などは市が委嘱した「浜松移住コーディネーター」が、就業支援は浜松商工会議所が主に担当し、相互に連携をとっています。移住と就職の相談が同時にできる浜松の特徴的な体制も、移住者数や移住相談件数の増加につながっています。
▽移住者(世帯主207人)の年代別割合
◇初めましての人も、Uターンの人も!地域全体で受け入れ
市内各地でも、地域一体となった移住者の受け入れに取り組んでいます。中でも、中山間地域では、「Welcome(ウエルカム)集落」として自治会などが市に登録し、地域住民が主体となって、移住希望者に地域を案内したり、親身に相談に乗ったりする制度もあります。
行政・民間・地域が一体となって「浜松に移住してみたい」という人を応援しています!身近に移住を検討している人がいたら、まずは浜松移住センターをご紹介してください。
◆浜松移住センター
移住について相談したいことがあったら、まずはこちらへ!
浜松市への移住について、総合的に支援しています
場所:市民協働・地域政策課(市役所本館3階)
【市HP】「浜松移住センター」で検索
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/hamalife/madoguchi.html
問合せ:【電話】457-2243
<この記事についてアンケートにご協力ください。>