みんなで、ずっとさまざまな場所であなたらしく楽しもう!
「する」「ささえる」「みる」
近年、スポーツに求められる役割は健康の維持増進のほか、経済成長のけん引やインクルーシブな社会の実現など、多様化してきています。
市は、誰もがスポーツを楽しめる「スポーツ文化都市・浜松」を目指し、「する」「みる」「ささえる」ことを組み合わせ、活力とにぎわいのあるまちづくりを進めています。
◇目指す将来像 スポーツ文化都市・浜松
年齢、性別、国籍、障がいの有無などを問わず、誰もが身近にスポーツを楽しめるインクルーシブスポーツ環境が定着しており、市民の活力が生まれ、にぎわいが創出されているまち
インクルーシブとは?:包み込む、包括的なという意味の英語
■「する」
・誰でも気軽に、楽しくチャレンジ!
日常の中にスポーツをする機会を取り入れ、地域のスポーツ活動にも参加してみましょう。
市では、年齢、性別、国籍、障がいの有無などを問わず、誰もが楽しめる「インクルーシブスポーツ」の普及と認知度の向上に取り組んでいます。
■「みる」
・感動をみんなで共有
浜松市をホームタウンとするプロスポーツチームや、浜松ゆかりのアスリートを応援しましょう。試合観戦はスタジアムだけでなく、身近な場所でのパブリックビューイングなどでも楽しめます。市では、国際大会や全国大会、代表チームの合宿などの誘致に取り組んでおり、トップアスリートのプレーを間近で見る機会もあります。

■「ささえる」
・みんなでつくる、感動の舞台
競技指導者や大会運営のボランティアとして活動してみませんか。選手や大会のサポート役は、スポーツをする人の支えとなっていて、スポーツの推進に欠かせません。
市ではささえる活動のきっかけづくりや情報提供をしており、地域ではスポーツのコーディネーター役「スポーツ推進委員」が活動しています。
◇「ささえる」方法の一つ、ボランティア
市民を対象に行ったアンケートでは、スポーツを「ささえる」活動に参加できなかった理由として「機会がない」「情報がない」という声が多く寄せられました(下グラフ参照)。
現在、市では浜松シティマラソンや、デフリンピックに出場するブラジル選手団のサポートをするボランティアを募集しています。「ささえる」きっかけを探していて、予定が合う人は参加してみませんか。
▽スポーツをささえる活動ができなかった理由
2024(令和6)年にスポーツ振興課が実施した市民アンケートの結果
◇第22回浜松シティマラソン参加者募集中!
「する」「ささえる」「みる」
ランナーやボランティアを募集しています。沿道での応援も、ランナーの力になります。
開催日:2026(令和8)年2月15日(日)
ランナー募集期間:〜11月15日(土)
【HP】「浜松シティマラソン ランナー」で検索
https://www.hamamatsu-city-marathon.com/entry
ボランティア募集期間:〜11月15日(土)
【HP】「浜松シティマラソン ボランティア」で検索
https://www.hamamatsu-city-marathon.com/volunteer
◇スポーツなどを通して、インクルーシブな社会を楽しみながら感じるイベントを開催!
「する」「ささえる」「みる」
第2回Challengetoインクルーシブin浜松
開催日:12月13日(土)・14日(日)
場所:アクトシティ展示イベントホール
【市HP】「第2回Challenge to インクルーシブ」で検索
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/sports/sports/para-sports/challenge_to_inclusive2025.html
◆INTERVIEW みんなが、身近な場所でスポーツを楽しむ
水窪地域で「誰でも楽しむことができるスポーツ」のウォーキングフットボールを地域に広げる活動をしている、市スポーツ推進委員連絡協議会天竜スポーツ推進委員会水窪支部長の山内啓一(けいいち)さんにお話を聞きました。
活動を始めて2年、地域の子供から大人まで20人がごちゃ混ぜになって楽しんでいます。
誰でもできるのが、ウォーキングフットボールの魅力です。最初は消極的だった子供もシュートが決まって大興奮。「みる」専門だった大人もいつの間にか笑顔でプレーしています。
チームを少人数にして、1人あたりの運動量を増やしたり、大人に「重り」をつけて負荷をかけたり…いろいろな「水窪ルール」を採用し、工夫して楽しんでいます。
11月には、「第1回大会」を開催しようと準備を進めているところです。
▽ウォーキングフットボールとは?
歩いて行うサッカーのこと。サッカー未経験者でも、運動が苦手でも、誰もが怖がらずにプレーできるように非接触(ボールを取りにいかない)ルールを導入している。
◆スポーツのインクルーシブな魅力を体感!東京2025デフリンピック
「する」「ささえる」
「きこえない・きこえにくい人のためのオリンピック」が11月に東京で開催されます。浜松市ゆかりの選手を応援したり、市内で事前合宿を行うブラジル選手団と交流したりできます。
障がいの有無や言葉の違いを超えて楽しめる、スポーツのインクルーシブな魅力を体感しましょう!
8月23日(土)には、ブラジル選手団の事前合宿受け入れをPRするために、ブラジルサンバやブラジル人学校のパフォーマンス、静岡県聴覚障害者協会のステージイベントなどをソラモ(中央区砂山町・旭町)で行いました。
500人以上の参加者が、年齢や性別、国籍、障がいの有無を超えて交流しました。
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