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ちょっと注目‼

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静岡県浜松市

■登録有形文化財 旧住吉浄水場ポンプ室ほか6施設(水道施設文化財)の魅力
1931(昭和6)年、都市化が進む中で水を安定供給するために旧住吉浄水場などの水道施設を整備し、市内各地への給水を開始しました。現在、これらの施設は役目を終えていますが、建物や設備は当時の状態のまま残っています。

◆水道施設文化財の魅力 〜旧住吉浄水場ポンプ室にちょっと注目!〜
旧住吉浄水場ポンプ室ほか6施設(水道施設文化財)は、2012(平成24)年に、歴史的な価値が認められて国の登録有形文化財に登録されました。当時の最新技術で建設された機械設備や、特徴的なデザイン・装飾があり、貴重な遺産となっています。ここでは、旧住吉浄水場ポンプ室の魅力的なポイントを3つ紹介します。

◇日本的な美意識とモダンさを兼ね備えたステンドグラス
入り口にある扉の上部には、ステンドグラスがあります。
日本の伝統的な文様である「若松文(わかまつもん)」をモチーフとしたデザインが特徴です。

◇国内・国外で製造されたポンプ
昭和40年代まで水を市内各地に届けていたポンプが12基現存しています。水道関係の機械設備が輸入品から国産品に切り替わる時期だったため、当時世界的に利用されていたスイス製と、日本製のものがあります。

◇放物線アーチ型の窓
昭和初期の建築物に多く採用されていましたが、現存している建築物は珍しく、貴重だといえます。

このほかの水道施設文化財は市HPで紹介しています
【市HP】「登録有形文化財旧住吉浄水場」で検索

https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/suidow-s/suidou/shisetsu/bunkazai.html

◆もっと魅力を知りたい!
水道施設文化財は一般公開していませんが、代わりにデジタル技術を活用した保存や公開をしており、動画やイベントを通じて魅力を発信しています。

◇動画で! 〜3Dデータで内部を公開〜
旧住吉浄水場ポンプ室を3Dで再現した動画を公開しています。
【市HP】「旧住吉浄水場ポンプ室の内側」で検索

https://youtu.be/_UcX3xe_k1Q?si=uni4WqAJfjMg6m_f

◇体験イベント「浜松市水道文化財等デジタルツアー」で! 〜水道施設文化財を、デジタル技術を使って紹介〜
バーチャルの旧住吉浄水場ポンプ室を舞台にしたシューティングゲームなどができます。
日時:12月22日(日)11:00〜16:00
場所:浜松科学館(中央区北寺島町)
【市HP】「水道 デジタルツアー」で検索

https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/suidow-s/event/bunkazai.html

問合せ:上下水道総務課
【電話】474-7019

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