■[第8回]龍山地域
◆自然と共に生きる〜龍山秘密村〜
これまで、海外を含めさまざまな土地を旅してきました。初めて龍山町を訪れた時、自然や文化、地域の人たちなど、龍山の全てを好きになりました。2016(平成28)年4月に移住して間もなく、地域の皆さん協力のもと、閉鎖していたキャンプ場「旧龍山青少年旅行村」を再建し、「龍山秘密村」として再出発しました。
ここは、山々に囲まれた自由な場所。私と同じようにこの地域を好きになり、繰り返し訪れてくれる人もいます。人気イベント「こどもひみつむら」では、火おこしや食事の自給などを通して、自然と共に生きる「知恵」や「技術」を身につけます。子供たちがたくましく成長する姿を見るのが何よりの喜び。龍山で過ごした時間が、みんなの記憶に残り続けることを願っています。
▽profile 川道光司(こうじ)さん
龍山秘密村 村長。
地域の人から聞いた昔の風景を想像しながら古道を散策するのが休日の楽しみ。
龍山のお母さんたちの手料理が食べられるお店「ドラゴンママ」はおすすめです。
■[第9回]引佐地域
◆引佐の名産品〜「遠州手延べ麺」に込める想い〜
もう45年以上も前のことです。「引佐の名産品を作ろう!」と話が盛り上がって、父親とその仲間、役場、商工会の人も加わって…。そこで作り始めたのが「遠州手延べ麺」です。
方広寺の餅まきで、餅と一緒に個包装の麺がまかれたり、地域の子供たちが流しそうめんをしたりと、「遠州手延べ麺」は地域の暮らしのさまざまな場面で愛されています。毎年、地域の小中学生が麺作りの職業体験にも来てくれて、父親から受け継いだ製法などを伝えています。「遠州手延べ麺」を通じて、子供たちが地域への愛着をさらに深めてくれたらと思っています。
地域で作り、愛されるこの名産品を、これからもずっと守り、受け継いでいきたいですね。
▽profile 加藤剛(たけし)さん
「遠州手延べ麺」を製造する有限会社いなさの郷代表取締役。生地を手作業でひたすら伸ばして作る「遠州手延べ麺」は、コシの強さが特徴。引佐の魅力は、住民の温かい人柄と、奥山の桜など、四季折々の自然の美しさです。
◎地域で活躍する人たちの取材を通して、12地域の魅力をお届けします。
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