文字サイズ

LOVE SPORTS Athlete Interview vol.29

8/37

静岡県浜松市

■「楽しむ」ことが夢をかなえる鍵
アグレミーナ浜松
渡辺健太郎(わたなべけんたろう)選手
・2004年生まれ
背番号:14
ポジション:フィールドプレーヤー
親の転勤の影響でさまざまな土地で過ごしてきました。生まれは市外ですが、中学3年間を過ごし、母の実家がある浜松は僕にとって「地元」です。

浜松市を拠点に活動するプロフットサルチーム、アグレミーナ浜松。今シーズンから新加入した渡辺健太郎選手にお話を伺いました。

◇フットサルを始めたきっかけは
兄の影響で、幼稚園に通っていた頃にサッカーを習い始めました。小学4年生で三重県に引っ越した時、家の一番近くでボールを蹴ることができる場所がフットサルクラブだったので、フットサルを始めました。しばらくはサッカーと並行して習っていましたが、中学生からはフットサルに絞りました。

◇いつごろからプロ選手を目指していましたか
フットサルを始めた頃からプロ選手になりたいという夢はありました。その夢が具体的になったのは高校3年生の秋です。実は、高校生の時は教員を目指して勉強に励んでいました。大学受験のための共通テストも申し込んでいましたが、プロ選手になる夢も諦めきれず、プロフットサルチームの「名古屋オーシャンズ」の下部組織のセレクションに挑戦し、合格しました。進路には悩みましたが、大学進学はせずにフットサルの道に進むことを決意しました。

◇どのようにしてアグレミーナ浜松に入団されたのですか
名古屋オーシャンズの下部組織で3年間プレーし、次のステージであるプロチームでプレーしたいと考えていました。そして、「地元」でもあるアグレミーナ浜松の練習に参加し、入団が決まりました。実力を見込まれたうれしさと同時に、「まだまだここから」と身が引き締まる思いがありました。

◇シーズンの意気込みを聞かせてください
チームとしては、F2リーグ(日本フットサルリーグ2部)の上位に食い込み、F1昇格を目指したいです。選手一人一人の個性を生かして、全員でその目標に向かっていきたいですね。個人的には、昨シーズンはけがをしてしまったので、まずはけがなくシーズンを終えること。そして、このチームでは1年目ですが、結果にこだわってプレーしたいです。

◇注目してほしいプレーは
チーム最年少ということもあり、誰よりも走ることを意識しています。その機動力を生かして、攻撃では積極的にゴールに絡んでいけること、守備では体を張って献身的に守れることが自分の強みだと思っています。

◇渡辺選手の今後の夢や目標を教えてください
一番の目標は、日本代表に入ることです。アグレミーナ浜松の先輩たちからたくさんのことを吸収し、技術を磨いていきたいです。どんな結果になったとしても、最後に「やりきった」と思えるようなフットサル人生を送りたいです。

◇夢をかなえるために大切なことは何だと思いますか
「仲間と一緒に楽しむ」ことです。何事も一人きりでは成し遂げられません。また、フットサルを嫌いになってしまったら、その時点で成長するチャンスを失ってしまいます。夢に向かって努力する過程で、苦しいことやつらいこともあると思いますが、特に夢に向かって頑張る子供たちには、結果を求めるよりも、まず第一に「楽しむ」ことを考えて練習に励んでほしいです。

■アグレミーナ浜松
日本フットサルリーグ 2部 HOME GAME 2025
10月12日(日)15:00 KICK OFF
VS リガーレヴィア葛飾
会場:浜松アリーナ
チケット情報などの詳細はこちら
アグレミーナ浜松公式HP
https://www.agleymina.com/
※QRコードは本紙をご覧ください。
浜松市公式noteでも「LOVE SPORTS」を読むことができます。
https://hamamatsu-city.note.jp/m/m35a456cb5613

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

       

広報プラスーはままつー

MENU