■第26回 入浴時に気をつけたい省エネのポイント
夏は暑さで体温が上がり、体がほてった状態になります。機器の見直しやちょっとした工夫をして、快適に入浴をしながら電気やガスなどのエネルギーの節約に努めましょう。
デカーボナイゼーション(脱炭素)+エコ+活動・生活
◇高効率給湯器に注目!
使っている給湯器が古くなっていたら、買い替えを検討してみてはいかがでしょうか
従来の電気温水器からエコキュートに買い替えた場合…
・電気消費量およそ1/3
解説:給湯器は、家庭のエネルギー消費量のおよそ3割を占めます。エコキュートなどの高効率給湯器は、従来の給湯器に比べて、湯を沸かすために必要なエネルギーが少なく済むため、光熱費の削減につながります。
◇暑い日におすすめ「クールダウン浴」
体温よりやや低めの35℃前後の湯、およそ20〜30分間の半身浴でクールダウン
解説:クールダウン浴をすると、体の深部までスムーズに体温を下げることができ、入浴後も汗をかきにくくなり、冷房の温度を下げ過ぎなくても快適に過ごせます。
※高齢者や子供は、時間を短くするなどして、冷やし過ぎないように気を付けてください
◇シャワーは不必要に流したままにしない
意外に多いシャワーの湯量。こまめに止めて「節湯(せつゆ)」を心掛けましょう
・シャワー×4人×4分間=浴槽1杯分
解説:1分間で12ℓの湯が流れます。家族4人が4分ずつシャワーを使うと、浴槽1杯分とほぼ同じになります。また、節水型のシャワーヘッドに交換することも効果的です。
◇ドライヤーは短時間で
タオルでよく拭いてから使いましょう
解説:ドライヤーの消費電力(W…ワット)は、強風では1,200Wとなり、短時間でも多くの電力を使います。タオルで水気をよく拭き取ってからドライヤーを使いましょう。
※はじめよう「デコ活」は隔月で掲載します
問合せ:カーボンニュートラル推進課
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