文字サイズ

市長インタビュー浜松の未来地図

5/32

静岡県浜松市

◎浜松の未来と市長が描く市政ビジョンを、浜松市出身のフリーアナウンサー内山絵里加さんが聞きました。

■天竜川・浜名湖地域12市町村合併20周年記念事業
内山絵里加さん…浜松市出身、フリーアナウンサー
浜松市長…中野祐介

●内山絵里加さん(以下:内山)
2025(令和7)年は合併20周年の節目の年です。まずはこの合併について、教えていただけますか。

○市長
2005(平成17)年7月、天竜川・浜名湖地域の12市町村が合併し、新たな浜松市が誕生しました。この合併は、全国で自治体の合併が進んだ、いわゆる「平成の大合併」の中で、本市の行財政基盤を強化し、持続可能性を高めることを目指したものです。
合併の2年後、2007(平成19)年4月に、本市は政令指定都市に移行したことにより、さまざまな権限や財源の移譲を受け、これまで以上に多様な行政サービスを提供できるようになりました。
行財政改革を進めて強固な財政基盤を築いたことにより、リーマンショックやコロナ禍、豪雨災害などの危機にも迅速に対応することができました。

●内山
それでは今回のテーマである合併20周年記念事業について、教えていただけますか。

○市長
今回の合併20周年記念事業の基本理念は、多様な地域資源や伝統文化を生かし、地域への愛着と誇りを育みながら、市民の皆さんや企業の皆さんと一体となって持続可能なまちづくりを目指すことです。
そのために、市内全域でさまざまな記念事業を展開していきます。例えば、市立小中学校で行う記念給食では、天竜川・浜名湖地域でとれた食材などを使用した特別献立を提供します。
また、親子で一緒に楽しむことができる食育体験プログラムを実施します。これらの事業を通じて、子供たちに地域の食材や食文化を伝えて、地域への愛着を育みます。
さらに、市内のスーパーで、旧12市町村の農林水産物や食品を集めて販売するコーナーの設置や、地域の魅力を撮影した写真を幅広く募集するフォトコンテストの開催、各区における地域の特色を生かした独自のイベントなど、市民の皆さんだけでなく、市外の多くの皆さんが各地域を訪れて、交流する機会をつくります。

●内山
この記念事業を通じて、市民の皆さんにどのようなことを感じてほしいですか。

○市長
各地域の伝統芸能や特産品、自然を生かしたイベントを通じて、市民の皆さんに「やっぱり、浜松っていいな!」と改めて感じていただきたいです。
また、市外の方にも浜松の魅力を知ってもらい、交流や観光の活性化につなげたいと考えています。
合併20周年という節目を、浜松市の魅力を再認識し、未来への希望を感じられる機会にしたいと考えています。市民の皆さんには、ぜひ、市内の各地域で開催する記念事業に参加していただきたいと思います。
加えて、記念事業は、市役所だけではなく、地域や企業の皆さまと一緒に「オール浜松」で展開していきたいと考えています。地域や企業の皆さんには、記念事業の担い手としても、力を発揮していただけましたら幸いです。
よろしくお願いします!
(インタビューの内容を要約・編集して掲載しています)

■はままつ動画チャンネル
・インタビュー全編は、市ホームページ「はままつ動画チャンネル」で見ることができます。市政のトレンドや旬の話題を市長が分かりやすく語ります。
全編:https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/koho2/movie/interview/index.html
ショート:https://www.youtube.com/@HamamatsuChannel/shorts

◎市長インタビュー「浜松の未来地図」は、隔月で掲載します。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

       

広報プラスーはままつー

MENU