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第1回 はままつではたらこう

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静岡県浜松市

「はままつではたらこう」では、浜松でいきいきと働き、輝いている人を隔月の連載で紹介します。

お菓子の企画(包装担当)
久保 唯(ゆい)さん(29)

▽profile
出身地:浜松市中央区
出身校:浜松市立高等学校
勤務先:三立製菓株式会社(中央区中央一丁目)
この仕事を選んだ理由:お菓子やケーキなど甘い食べ物が好きで商品の企画・開発に興味があったから
就職までの経緯:静岡大学農学部卒業後、豊橋市で農業関係の仕事に従事。家族の住む地元浜松に戻りたいという思いがあり、三立製菓(株)へ転職
趣味:ピアノを弾くこと、釣りをすること。浜松に帰ってきてから、趣味を楽しむ時間が増えました
今後の目標:「久保さんに任せておけば大丈夫」と頼られる社員になること
就職・転職を考えている人へ:勉強してきたこととは違う分野だとしても、自分がやってみたいこと、興味があることにチャレンジしてみることをおすすめします

■品質を守り、おいしさを届ける
「将来の人生設計を考えたとき、自分が生まれ育った浜松で働きたいと思いました。そんな時、幼い頃からよく食べていたなじみあるお菓子が浜松の会社で作られていることを知りました」。久保さんは、2020(令和2)年に入社して以来、商品パッケージの製作に携わっています。

「お菓子の品質を守ることや、思わず手に取りたくなるようなデザインはもちろん、開けやすさなどの“利便性”や、生産現場での“効率性”も包装資材が担う重要な役目です」。お菓子の個包装から、輸送用の段ボールまで、商品が私たちの手元に届くまでに必要な包装資材は多岐に渡り、久保さんはその全てを取り扱います。「パイなどのお菓子は、焼き上がりが全て同じ大きさにならないので包装が難しいです。包装が大きすぎると中で動いて割れてしまうし、小さすぎると生産現場での作業がしにくくなってしまいます。根気が必要ですが、とても奥深くて、やりがいがある仕事です」。ミリ単位での調整とテストを繰り返し、包装資材の大きさや材質、輸送形態を決定します。

これまでは先輩たちの背中を追い続けてきた久保さん。昨年から新商品のパッケージ製作にも携わるようになり、着実にステップアップを実感しているとのこと。およそ1年かけた新商品の発売を前に「自分が関わった新商品が店頭に並ぶと思うとうれしいです。大切に育ててきた我が子が巣立っていくような思いです」。と笑顔で語ってくれました。

◆UIJターン就職※を応援しています!浜松市UIJターン就職活動応援補助金
市外に住んでいる学生や求職者が、就職活動で市内の中小企業などを訪れた時に支払った交通費などの一部を助成します。
補助対象:2025(令和7)年4月1日〜2026(令和8)年3月31日までに支払った交通費および宿泊費
最終受付:2026(令和8)年3月31日
※予算上限に達した時点で受付終了(先着順)
補助金額:1回当たり最大1万円
※補助率は2分の1(千円未満切り捨て)
※期間内に1人4回まで申請可能
※宿泊費の補助上限は2,500円

対象者などの詳細はこちら
【HP】「JOBはま 就職活動応援補助金」で検索
https://www.shigoto-hamamatsu.com/work/uij_subsidy/

※UIJターン就職…都市部から地方への就職の動きを指し、Uターン(出身地就職)、Iターン(出身地以外の地方就職)、Jターン(出身地近くの地方都市就職)を総称する言葉

問合せ:労働政策課
【電話】457-2115

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