■第23回 ちょっと背伸びができる居心地のいいまち
〜金澤尚人さん、亜侑美さん〜
[徳島県→浜松市浜名区]
2018(平成30)年に徳島県から移住した金澤尚人さん。その後、亜侑美さんと結婚し、浜松での暮らし「ハマライフ」を送る二人にお話を伺いました。
◇移住のきっかけは
(尚人さん)就職をきっかけに、私が先に移住しました。それまで、浜松に来たことはなかったのですが、浜松は身近に感じていたまちでした。なぜなら、父が仕事で浜松に出張したとき、お土産に買ってきてくれる「うなぎパイ」がとてもおいしかったからです。
◇浜松の印象は
(亜侑美さん)都会もあって田舎もある、どちらの良さも併せ持った、バランスのいいまちだと感じています。人生初めての引っ越しで徳島県から浜松に移住した私でも、何の違和感もなく、住みやすいしちょっと背伸びができる、そんな居心地の良さが印象的です。
◇いざ移住となって不安はありませんでしたか
(尚人さん)会社の寮があったので、住まいには全く心配なく移住できました。不便なことと言えば徳島と同じように生活には自動車が必要で、大きな通りが少し渋滞することが気になるくらい。ここのまち並みも田園風景も気に入っていてストレスなく通勤しています。
◇知人もなく心細かったのでは
(尚人さん)浜松に移住した人たちと交流し、そこで情報交換をして交友関係も広がっています。お話を聞くと、エネルギー問題に取り組むために移住したり、アボカドを育てるために移住したりと、皆さん“きっかけ”はさまざま。何かに「チャレンジ」している人たちに囲まれ、いつも元気をもらっています。
◇浜松の良さを感じた出来事は
(亜侑美さん)晴天の日が多い!暖かい!などたくさんありますが、何と言っても地域の皆さんの温かさです。ここで生活して初めて分かったことですが、皆さんが「世話を焼いてくれる」のです。他県から移住してきた私たちを、まるで昔からの知り合いのように包み込んでくれるのです。先日、全国的に米が不足するというニュースがあったとき「お米、買えてる?分けようか?」と心配してくれる浜松の友人に、心が温かくなりました。
◇趣味のカメラで新たなチャレンジをしていると聞きました
(尚人さん)私たちが通う近所のお店に依頼されてPR動画の撮影・編集をしました。また、近所のお宅で七五三のお祝いがあり、撮影のお手伝いをしました。自分の趣味が地域の皆さんの役に立てるなんて思ってもみないことでしたし、とてもうれしく感じた瞬間でした。地域の皆さんとつながっていくことで浜松の魅力を発信し、多くの人に浜松を知ってもらうきっかけづくりができたらうれしいです。
◇移住を考えている人にメッセージを(尚人さん、亜侑美さん)
浜松は「チャレンジ」できるまちだと思います。大都会から移住する人でも小さなまちから移住する人でも誰でも住みやすく、そして自分の可能性を発揮できる場所だと思います。
人に溶け込めるか、地域の輪に入っていけるか…そんな心配はいりません。浜松で暮らせば、周りには面倒を見てくれる人が必ずいます。市には移住コーディネーターもいますから、移住のことを何でも相談できます。ぜひ、身を任せてみてください。そして、胸に秘めていることを浜松で実現しましょう。
※市民協働・地域政策課(【電話】457-2243)では、オンライン移住相談を実施しています。移住コーディネーターが地域の情報提供や各種相談に対応し、ハマライフのスタートをサポートします
【市HP】「移住相談」で検索
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/hamalife/ibentozyouhou.html
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