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市長からのメッセージ

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静岡県浜松市

■浜松まつり
広報はままつ5月号が皆さんのお手元に届くころ、ちょうど「浜松まつり」が開催されているのではないでしょうか。
私にとって、市長に就任して2回目の「浜松まつり」となります。
「浜松まつり」の起源は、今からおよそ460年前に当時浜松を治めていた引間城主の長男誕生を祝って凧(たこ)を揚げたことが始まりであると言い伝えられています。
それが今では170を超える町が参加し、5月3日の開会式では、花火の合図とともに一斉に凧が揚げられ、空が凧いっぱいになる様子は大変見応えがあるものです。
また、夜になると市街地を中心に御殿屋台の引き回しが行われ、「浜松まつり」の夜を幻想的に彩ってくれます。趣向を凝らした彫り物や提灯(ちょうちん)で飾り付けられた各町の屋台が、子供たちのお囃子(はやし)や笛、三味線の音にあわせて、ゆっくりと動いていく様子は、多くの観光客の皆さんを魅了しています。
本市には「浜松まつり」以外にも各地域に伝統的なお祭りや民俗芸能が継承されています。こうした伝統的なお祭りなどは、若者を地域活動に呼び込み、地域のコミュニティや絆を強くする一助となっていますが、今後の継承については、人口減少、少子高齢化の進行が課題となっています。
「浜松まつり」においても、初子祝いの件数も徐々に減ってきていますが、これまで引き継がれてきた伝統を後世に継承していくためにも、人口減少、少子化の流れを食い止め、転換を図っていかなければなりません。そのために、本市に住み、安心して子供を産み育てられ、子供たちが成長できる環境を整えることで、何世代にもわたって住み続けたいまちを実現したいと考えています。
昨年の「浜松まつり」は3日間とも晴天に恵まれました。今年も晴天の下で初子祝いの凧が空高く舞い上がることを期待しています。

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