どうする家康 浜松大河ドラマ館のクロージングセレモニーが、2024(令和6)年1月14日に浜松出世パークで開催されました。
大河ドラマ「どうする家康」で、阿茶局役を演じた松本若菜さんを迎えて開催されたクロージングセレモニーでのインタビューの内容をお届けします。
◇浜松に来たことはありましたか?
撮影で来たことがありましたが、過密なスケジュールだったので、観光をする時間がありませんでした。今日は浜松城を初めて見ることができましたし、お昼にウナギをいただいたので、以前来たときよりも浜松を楽しむことができました。
◇家康公ゆかりの地を訪れて感じることはありますか?
ゆかりの地を訪れ、歴史に思いを馳せることで作品の偉大さをより強く感じます。阿茶局は家康公の最期をみとった女性といわれており、浜松などの家康公ゆかりの地には深い縁を感じます。ドラマで阿茶局を演じたことが、いろいろな場所に足を運ぶきっかけになりました。
◇阿茶局役を演じるにあたって意識していたことはありますか?
ドラマでは、家康公と共に戦う心強いパートナーのようなイメージで描かれることが多かったですが、家康公を支えた一人の女性という、側室らしい面も出せればと思っていました。阿茶局は男勝りな部分もありますが、指先の動きなど細かい所作を意識して演じることで、女性らしさを表現していました。
◇市民に向けてメッセージをお願いします。
本日のセレモニーは多くの人にお越しいただき、浜松の皆さんの温かさに触れることができました。また浜松に来て、市内を観光してみたいと思っています。
■人物紹介
阿茶局(あちゃのつぼね)
武田家の家臣、飯田直政の娘。武術に優れ、家康公の側室でありながら数々の戦に同行した。家康公からの信頼は厚く、大阪冬の陣では豊臣家との交渉役という重要な役割を担った。
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