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未来を担う大学生に聞いた浜松市への「思い」・2

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静岡県浜松市

◇少子高齢化の話題が出ましたが、子育てするまちという視点で、浜松はどう思いますか。

鈴木さん 私のいとこが子育てする様子を見ていて、身近に相談できる人がいるといいなと思いました。近年は核家族化が進んでいて、浜松でも地域のつながりが希薄になっていると思うので、いわゆるご近所付き合いが活発になると、気軽に相談できて、安心して子育てしやすいまちになると思います。

加藤さん 地域のつながりを取り戻すためには、行政などが地域の人が集まれる場を用意するのも一つの手段かなと思います。例えば子育て世代を対象としたイベントなど、ターゲットを絞って集まれる場を設けるのが良いと思います。また、年代別などで効果的な情報発信の方法も考える必要があると思います。

浅野さん 僕は旧中区に住んでいますが、昨年は旧西区や旧浜北区の秋祭りにも参加させてもらいました。いくつかの秋祭りに参加して、ご近所付き合いも地域ごとにさまざまだと感じました。小学校や中学校の子供たちが積極的に秋祭りに参加している地域もあり、学校を通して地域とつながりを持つことも子供たちにとって重要なことだと思いました。

◇3区になり、新しくなった浜松にはどんなまちになってほしいと思っていますか?

加藤さん 区が再編される前は、7区それぞれに特色があるのはいいことでしたが、他の区や他の地域で開催されているお祭りやイベントに参加しづらかったり、同じ市民だけど心の距離を感じたりすることがありました。今回、区が再編されて3区になったことをきっかけに、区ごとの境という意識がだんだんと薄くなって、今までより市全体で一体感を感じられるまちになったらうれしいです。

江部さん 例えば小学校の授業などで、住んでいる地域の伝統や文化について学ぶ機会はあると思いますが、他の地域について学ぶ機会はあまり多くないと思います。3区になったことをきっかけに、中心市街地の人たちが中山間地域について学んだり、その逆だったり、自分の住む地域以外の文化について触れる機会が増えると、市全体の一体感が生まれ、今よりもっと活気あるまちになっていくような気がします。

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