■第40回 浜松産ブルーベリーのタルト
※料理の写真は、広報紙表紙に掲載しています
◆材料(6個分)
浜松産ブルーベリー:1〜2パック
卵黄:2個分
牛乳:240g
砂糖:60g
バニラビーンズ:3cm程度(バニラエッセンスでも可)
薄力粉:15g
タルトカップ(直径6cm程度):6個
◆作り方[調理時間:30分程度]
(1)カスタードクリームを作るために、ボウルに、溶いた卵黄と砂糖を入れ、泡立て器で白っぽくなるまで手早く混ぜる。
POINT
ダマができやすいので、入れたらすぐに混ぜ合わせましょう。
(2)ふるった薄力粉を加え、粉っぽさがなくなる程度まで混ぜ合わせる。
POINT
混ぜすぎないように注意しましょう。
(3)鍋に牛乳を入れる。バニラビーンズはナイフの先でさやを割き、中の粒をしごき出し、さやごと鍋に入れる。中弱火で火にかけ、吹きこぼれないように気を付けながら沸騰させる。
POINT
バニラビーンズの代わりにバニラエッセンスを使う場合は、(7)で混ぜ合わせましょう。
(4)(1)のボウルに(3)の1/3程度を加えて混ぜてから、残りの(3)を加えて均一に混ぜ合わせる。
(5)(4)を鍋に入れ、強めの中火にかける。耐熱性のゴムベラで焦げないように鍋全体をまんべんなく混ぜながら炊いていく。最初は粘りが強いが、炊き続けるとさらっと軽くなるので、そこで火を止める。
(6)きれいに洗って乾かしたボウルに(5)を入れ、空気が入らないようにラップをピッタリと貼り付ける。ボウルごと氷水につけ、ラップの上に保冷剤などをのせて急冷する。
(7)完全に冷たくなったらゴムベラで軽く混ぜ、カスタードクリームが完成。
(8)タルトカップにカスタードクリームをドーム状にのせ、ブルーベリーを並べる。お好みで生クリームをのせたり、粉糖やミントなどを飾ったりするとおしゃれな仕上がりに。
POINT
出来上がったら食べる直前まで冷蔵庫で冷やしておきましょう。
〜今月のパワーフード〜
・浜松産ブルーベリー
天竜区龍山地域では、気象条件に適した果樹として、2001(平成13)年から栽培が始まり、浜北区、北区でも栽培されています。ブルーベリーに含まれているアントシアニンという栄養素は、ポリフェノールの一種で、目の健康にいいと言われています。また、ビタミンEや食物繊維も多く、生活習慣病の予防や便秘の解消などの作用もあるとされています。
◆レシピ提供者からひと言
浜松産ブルーベリーの代わりに三ヶ日みかんの瓶詰めや、メロン、イチジクなどのフルーツを使うのもおすすめです。
▽レシピ提供者
和洋菓子司 入河屋 五代目 松嵜 善治郎(まつざき ぜんじろう)さん
大学を卒業後、滋賀の名店「たねや」で修行。その後、東京吉祥寺でドイツ人マイスターW.P.Gotze氏に師事。和洋菓子の他、ベーカリーもオープン。地域の素材を大切にしつつ、おいしくて人にも環境にもやさしい調和のとれたお菓子作りを目指す。
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