■家康公の正室築山殿ゆかりの秘仏を特別公開中
今回家ジョの2人が訪れたのは、北区引佐町奥山にある方広寺です。
・今回訪れた場所 方広寺
北区引佐町奥山1577-1
(遠鉄バス「奥山」バス停から境内入り口まで徒歩およそ10分。「奥山」バス停の近くにおよそ200台の無料駐車場あり。境内におよそ20台の駐車場あり。拝観料:大人500円、中学生以下200円、未就学児無料)
◇遠江へ侵攻した道中に立ち寄ったと伝えられている方広寺
家康公が岡崎城から遠江に侵攻する際に方広寺に立ち寄り、杉の大木を愛で、その景観を褒めたと伝えられています。境内は、杉や松の木などの豊かな自然に囲まれており、鎮座する「五百羅漢(らかん)」と呼ばれる石像が来訪者を出迎えてくれます。また、本堂をはじめ、三重の塔、総門、山門など歴史を感じる建造物が立ち並び、それらの多くが国の登録有形文化財に登録されています。
・五百羅漢は、木々の間や石橋の上など、境内に点在していて、一つ一つ表情やポーズが違っていたよ。
・五百羅漢を見て回ると自分に似た像が必ず見つかると言われているそうだよ。
◇秘仏「腹篭(はらごもり)地蔵尊」
築山殿がお守りとして肌身離さず持っていたとされる守り石は、浜松市南区高塚町にある地蔵院の地蔵菩薩像の胎内に納められました。その地蔵菩薩像は「腹篭地蔵尊」と呼ばれています。古くから安産の御利益があるとされ、地蔵院で大切に保管されてきましたが、12月24日(日)まで方広寺で特別公開されています。また、方広寺では、大河ドラマ「どうする家康」の放送に合わせ、1月から家康公の文書なども展示しています。
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