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IEYASU NEWS

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静岡県浜松市

今月は、大河ドラマ「どうする家康」出演者の波岡一喜(なみおかかずき)さんと関水渚(せきみずなぎさ)さんが浜松を訪れた際のインタビューをお届けします。

■01.インタビュー 波岡一喜さん
3月18日にグランドオープンした「どうする家康浜松大河ドラマ館」の式典に、本多忠真(ただざね)役の波岡一喜さんが出席しました。本多忠真は、家康公の家臣であり、三方ヶ原の戦いで命をかけて家康公を守った武将です。三方ヶ原の戦いに関連する犀ヶ崖(さいががけ)古戦場・資料館も訪れた波岡さんに、お話を伺いました。

─「どうする家康」の本多忠真はどんな役ですか?
“酔いどれ侍(ざむらい)”と呼ばれ、普段も、戦いのさなかでもお酒をたくさん飲んでいるような人物です。ふざけるときもありますが、いつも心には殿(家康公)がいて、殿のために何ができるかを考えている熱い武将です。三方ヶ原の戦いで甥の本多忠勝(ただかつ)と共に戦うシーンなどは面白い展開になっているので、楽しみにしていてください。

─今回、犀ヶ崖古戦場を訪れて、どのようなことを感じましたか?
犀ヶ崖資料館の展示や本多忠真を顕彰する石碑などを見て、胸にくるものがありました。戦いで殿を守った忠真の思いが現代まで語り継がれてきたことを知り、うれしい気持ちになりました。忠真はこの場所で、武将として最期まで全うしたのではないかと感じました。

─浜松の人へのメッセージをお願いします。
ドラマを見た後に、城や城跡、古戦場跡などへ行くと、感慨深いものがあると思います。地元に残っている史跡に、足を運んでみてはいかがでしょうか。

▽人物紹介
・本多忠真
松平(徳川)家に仕え続けた本多家の武将で、徳川四天王の一人の忠勝は甥にあたる。兄・忠高が討ち死にすると、忠真は幼い忠勝を引き取り、武将として鍛えた。三方ヶ原の戦いでは、武田軍の追撃を食い止める軍列の最後尾を買って出た。現在、犀ヶ崖古戦場(中区鹿谷町)に忠真を顕彰する碑がある。

■02.インタビュー 関水渚さん
3月19日に、大河ドラマのパブリックビューイングと、関水渚さんのトークショーが行われました。関水さんが演じる田鶴(たづ)は、引間城(現・元城町東照宮)の女城主として家康公と戦ったといわれる人物です。関水さんは、同じ日、椿姫(つばきひめ)観音などのゆかりの地も訪れました。

─「どうする家康」の田鶴は、どんな役ですか?
嘘のつけない、まっすぐな性格です。実は、演じている私自身もそういうタイプです。家康公側の目線では悪者に見えたかもしれませんが、常に世のため、今川家のために動いていたので、共感してもらえる部分もあったのではないでしょうか。

─椿姫観音の感想は?
やっとお田鶴さまにごあいさつできました。椿姫観音像(普段は非公開)の顔が凛々しかったことを覚えています。また、椿姫観音を地域の皆さんが大事にされていて素敵だなと感じました。大河ドラマ館には私が演じた田鶴の甲冑(かっちゅう)などが飾られていて、感激しました。

─浜松の印象を教えてください。
浜松には旅行で来たことがあり、楽しい思い出がたくさんあります。特に、うなぎが印象に残っています。次は浜名湖に行きたいです。私の趣味がウインドサーフィンなのですが、今まで海でしかやったことがなかったので、初めての湖でのウインドサーフィンはぜひ浜名湖で体験したいです!浜松に住んでいる皆さんも、地元でいろいろなことを楽しんでほしいなと思います。

▽人物紹介
・お田鶴の方(役名・田鶴)
今川家の家臣である引間城主の飯尾連龍(つらたつ)に嫁ぐ。夫の死後は、女城主として徳川軍と戦い、討ち死にしたといわれている。彼女の塚の周りには供養のためにツバキが植えられ、毎年美しい花を咲かせたことから椿姫と呼ばれるようになったと伝わる。現在、中区元浜町に彼女をまつる「椿姫観音」がある。

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