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家康公を知る!家(いえ)ジョ探訪記

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静岡県浜松市

〜板垣李光人(りひと)さんのスペシャルインタビュー〜
大河ドラマ「どうする家康」で井伊直政を演じる板垣李光人さんが浜松を訪れ、ゆかりの地を視察した後、インタビューに答えてくださいました。

■「どうする家康」で板垣さんが演じる井伊直政は、遠江国で生まれ、家康公の家臣として活躍した武将です。龍潭寺(りょうたんじ)や三方原古戦場などのゆかりの地を巡った板垣さん。浜松で、どのようなことを感じられたのでしょうか。

◇ゆかりの地、井伊谷を訪れて感じたことは?
龍潭寺のご住職からお話を聞き、井伊直政が偉大な人物であり、家康の家臣団の中でやや異質な存在だったことが、よく分かりました。また、直政が幼い頃から過ごしていた井伊谷を実際に訪れてこの場の空気を感じると、背筋が伸びる思いがしました。

◇「どうする家康」の井伊直政はどんな役ですか?
直政は、まだ幼名の虎松の頃に家康と出会い、家康の家臣となります。三河の武士たちで構成されている家臣団に後から入ってくる直政は、人だけ若く、出身地も違うので、面白い存在になると思います“。悪ガキ”と感じられるような不遜(ふそん)な物言いをすることもありますが、家康や他の武士に対して、言うべきことを率直に言えるという点では、僕と同年代の、今時の若者っぽい役ともいえます。
彼の勇ましさと頭の回転の良さと、そして何より浜松の井伊家に生まれたというプライドをしっかり持ちながら演じていきたいと思っています。

◇浜松の人へのメッセージをお願いします!
今回、浜松の人たちが期待を寄せてくださっていることを肌で感じました。浜松市の皆さんのエネルギーと力を借りながら、期待に応えられるような井伊直政を、精一杯、演じたいと思います。
家康に仕えてからの家康との関係性の変化や直政の気持ちの変化なども、丁寧に演じていけたらいいなと思っています。「どうする家康」ならではの直政を、ぜひ楽しんでください。
◎井伊直政が登場してからのドラマの展開も、ますます楽しみだね!井伊家のゆかりの場所も訪ねてみたいな。

▼人物紹介
家康の戦略を支えた「徳川四天王」の1人井伊直政の生涯
井伊直政(1561〜1602年)は、生まれて間もなく父・直親(なおちか)が死に、後見人となった次郎法師(直虎)らの庇護(ひご)を受けて育ちました。
次郎法師の計らいで家康公の家臣となってからは、数々の戦いで奮闘。「赤備(あかぞな)え」(鎧(よろい)や兜(かぶと)などを赤色で統一すること)の軍団を率いた直政は、敵から「赤鬼」と恐れられました。関ヶ原の戦いでは、本多忠勝と共に東軍(徳川方)の軍監を務め、諸将との交渉役を担いました。

▼ゆかりの地紹介
○龍潭寺と井伊家
北区引佐町井伊谷にある龍潭寺は井伊家の菩提寺(ぼだいじ)であり、井伊家を知るうえで欠かせない名刹(めいさつ)です。井伊家歴代の墓や位牌などをはじめ、井伊家ゆかりの品々があります。
現在、「井伊家赤備え具足」が特別展示されています。また、井伊直政ゆかりの品として、直政が大事にしていたと伝わっている「井伊直政の御念持仏(ごねんじぶつ)『観音菩薩(かんのんぼさつ)』」も展示中です。(共に展示は10月まで)

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