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【出世大名家康くんのおでかけ日記】家康くんと一緒に、浜松の注目スポットをチェック!

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静岡県浜松市

■今月のテーマ 馬込川沿いの公園に遊びに行こう
家康くん:市街地の近くで自然に親しめるのが魅力じゃ♪
小・中学校の校歌の歌詞に登場するなど、地域で親しまれている馬込川。およそ30年前に建設省(現・国土交通省)の「ふるさとの川モデル事業」に選ばれたことをきっかけに、沿岸には親水公園やサイクリングロードなどが整備されています。春の暖かい日には、のんびり川沿いを歩いてみてはいかがでしょうか。

▼馬込川の風景
馬込川の起点は、浜北区新原にあります。浜名用水を水源として、およそ20kmほど平野をゆるやかに流れ、遠州灘に至ります。沿岸には菜の花や桜、ツツジなどが植栽されている緑地が点在し、河口には砂浜や中洲、干潟、アシ原があります。渡り鳥の中継地・休憩地でもある河口付近では、野鳥観察をすることもできます。

(1)馬込川上島緑地(馬込川親水公園)
きれいな小川が流れる公園
馬込川の河川敷を利用してできた細長い公園です。園内に、豊富な湧き水を水源とした小川が流れているのが特徴です。芝生広場や小川沿いの散策路、遊具などがあり、桜の開花シーズンには花見が楽しめるなど、憩いのひとときを過ごすことができます。夏になったら水遊びがおすすめ!水深の浅い水辺で、安全に遊ぶことができます。
中区上島七丁目20

(2)船越公園
四季ごとの遊びができる
柳通りと馬込川が交差する船越橋の北側に広がる公園です。木々に囲まれ、芝生広場や大きな砂場など子供たちの喜ぶ遊び場がいっぱいあります。公園から堤防に出ると、馬込川に沿って桜並木があります。春にはお花見、夏には無料の児童プールで水遊びができます。
・新幹線の形をした遊具が人気!
・お花見シーズンには桜のトンネルになる遊歩道

問合せ:船越公園管理棟
【電話】465-0623
中区船越町49-3

(3)野口公園
健康遊具がある公園
静岡文化芸術大学の南側にある都会的な雰囲気の公園です。複合遊具やブランコ、バスケットゴールのほか、大人向けの健康遊具などがあり、幅広い年代の人が楽しめます。近くには馬込川公園(東地区)があり、川沿いを散策したりベンチで休んだりできます。
※駐車場がないので、公共交通機関などを利用してください
中区中央二丁目3-3

(4)三島楊子公園
防災公園としての一面も
汽車の形をした遊具やブランコなどがある遊び場、遊歩道、スポーツ広場などがあり、休日には多くの親子連れでにぎわっています。また、防災公園として地域の重要な防災拠点となっています。災害用備蓄倉庫や貯水槽のほか、テントの支柱になる遊具や、簡易トイレとして利用できるマンホールなど、多くの災害用設備があります。
・災害時にはテントの支柱として利用できるブランコ
・川沿いのベンチで休憩することができます
南区楊子町549-1

(1)(3)(4)の公園の問い合わせ先:公園管理事務所
【電話】473-1829

(5)遠州灘海浜公園(石人の星公園・風車公園)
広い敷地でいっぱい遊べる
馬込川を挟んで、北側が石人の星公園(県営)、南側が風車公園(市営)です。川に隣接するエリアでは、自然を求めてやってくる野鳥たちを観察することができます。浜松まつりが近くなると、風車公園の付近では練習で揚がっている凧を眺めることができます。
・野鳥の姿を観察できる自然生態観察園(石人の星)
・風車公園内のまつり会館では凧作り体験が可能(500円)

問合せ:
石人の星公園【電話】442-6775(ログハウス事務所)
風車公園【電話】441-3766(中田島管理棟)
南区江之島町1706,1674

◆馬込川に詳しくなろう!馬込川の歴史さんぽ
○戦前は敷物素材「フトイ」の一大産地だった!
現在の中区や南区の馬込川流域では、明治から大正時代にかけてフトイ栽培が盛んでした。フトイから作る「むしろ」(この地方ではミシロと呼ばれた)は、畳に代わる安価な敷物として多くの需要があったそうです。養蚕(ようさん)農家や漁船、家庭の板の間や脱衣所などで使われたほか、国技館の枡席に敷かれていたという話も伝わっています。
家康くん:伝統産業だったのじゃ!
・フトイ(太藺)
イグサに似たカヤツリグサ科の植物。日本全国の湿地や水辺に自生する。

○古代は天竜川の本流の一つだった!
天竜川は長い歴史の中で川の姿を変えてきました。馬込川は元々天竜川の川筋の一つで、本流だったこともあります。江戸時代初期に幕府が治水工事を行い、数度にわたり河道が改修されました。1675年に「彦助堤(ひこすけづつみ)」が完成すると、ほぼ現在の馬込川に近いものになりました。

※地図は広報紙をご覧下さい

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