■第7回 ドライブが楽しい街
〜河島祐馬さん〜
[東京都→浜松市南区]
今月号では、東京都から浜松市南区に移住し、浜松での暮らし「ハマライフ」を送っている河島祐馬さんにインタビューしました。河島さんは、昨年、愛犬と共に夫婦で移住しました。
◇移住のきっかけは?
コロナ禍に勤務先の会社でテレワークを推進するという方針が決まり、国内であればどこに住んでも構わないことになりました。それをきっかけに、妻の地元である浜松に来ることを考え始めました。浜松にいる義理の両親や親戚の反応は「本当にいいの?」という感じでしたが、移住を喜んでいただきとても温かく迎え入れてもらっています。
車が好きで東京でも車に乗っていたので、以前から車を中心とした生活に魅力を感じていたことも大きな理由です。市から移住に関連する支援金・補助金※を受けられることや、その相談の際に市の職員が親身になって対応してくださったことも、決断の後押しとなりました。
◇東京で生まれ東京で育った河島さん。移住の前後での生活の変化は?
東京に比べて車が運転しやすくなりました。買い物や、ちょっとした外出の際に渋滞のストレスがほとんどなく、解放されたような気持ちで運転できます。
仕事面では東京に住んでいた頃からテレワークをしていたこともあって、大きな変化はありません。仕事の合間にふと窓の外に視線を移したとき、隣の家の壁などではなく広々とした田園風景を見てリフレッシュできる点は気に入っています。また、大阪に出張する際は、東京から行くよりも距離が近く、むしろ便利になりました。
◇休日の過ごし方は?
買い物に行ったり、犬と一緒に石人の星公園などの公園に行ったりすることが多いです。浜名湖方面に行くこともあります。ゴルフの練習場や湖西市の海釣公園、舞阪漁港近くの魚屋さんなどに行きました。国道1号浜名バイパスを走って、浜名大橋を渡るときの風景が好きです。東京では空がほとんど見えない景色の中で暮らしていたので、浜松に来てから、よりドライブが楽しくなりました。
◇来年、念願のマイホームを手に入れるとのことですが、どんな家を建てる予定ですか?
1階にリビングと水回り、寝室をまとめ、老後は階段を使わなくても生活できるようにする予定です。2階には独立した仕事部屋をつくります。また、炭火調理ができるタイルデッキをつくることにもこだわりました。どこに建てるかは市が公開しているハザードマップを参考にしながら検討しました。
◇移住を考えている人へメッセージをお願いします
浜松は交通や買い物などの利便性が適度にあるので、自分が歳を取ってからも長く暮らしていけるような場所だと感じています。都会すぎず田舎すぎず…、どちらかというと都会だなという印象があります。東京とは違う開放感があって、少し移動すれば自然もあるので、一言で言えば「ハイブリッド」な感じがします。そういうところに共感できる人にとっては、移住先に適していると思います。
■今月の表紙
石人の星公園(県営)(南区江之島町)
(河島さん)
「石人の星公園には、犬の散歩をしに数回訪れました。緑の芝生がきれいな広場で、家から持参したコーヒーを飲むのが好きです」
※浜松移住センター(市民協働・地域政策課【電話】457-2243)では、移住・就業支援金やハマライフ住宅取得等補助金を用意しています。詳しくはハマライフホームページで確認してください。
【市HP】「移住 支援金・補助金」で検索
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/hamalife/shienkinhozyokin.html
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