今月号では、東京から中区に移住した漆山さん夫婦に浜松移住コーディネーターが移住者から見た浜松の魅力について聞きました。
相談者と一番近い存在だからこそ聞くことができる移住のあれこれ、本市の魅力を対談形式でお届けします!
・漆山 博紀(うるしやま ひろき)さん 音々(ねね)さん
[東京都→浜松市中区]
2020年8月移住(音々さんは10月)
・浜松移住コーディネーター
(都市部担当)宮嶋
■移住を考えたきっかけ
宮嶋 漆山さんたちが浜松に来たのは2020年でしたね。
博紀さん そうですね。結婚して1年くらいの時、2人とも東京での仕事が忙しく、なかなか2人の時間が持てませんでした。ちょうど物価が上がり始めた頃でもあり、家賃も高く、今後のことを考えた時に一つの選択肢として、移住がありました。
音々さん 東京で開催していた移住イベントに行ったのですが、それが実は、就活生向けのイベントだったみたいで(笑)。
博紀さん 主催者に話を聞いたら、ちょうど同じビルに全国各地の移住相談ができる「ふるさと回帰支援センター」があるということだったので、行ってみることにしました。そこで静岡県の移住相談員と出会えたことが大きかったです。
■浜松市を選んだ理由
宮嶋 もともと静岡県や浜松市には興味があったのですね。
音々さん そうですね、移住先の第一候補でした。
博紀さん 妻の実家がある横浜との距離感がいいことと、僕の出身地の仙台と同じで、浜松には海も山もあるところがいいなと思いました。あと日照時間が長いらしいということで…。
宮嶋 よく知っていましたね!
博紀さん ふるさと回帰支援センターで相談した時、浜松は割と田舎だよとか、風が強いとか、いいところだけでなく、生活する上で大変なところも自虐的に教えてくれて(笑)。それで気になって調べていきました。
宮嶋 実際に浜松市に来るきっかけになったのは?
博紀さん オンラインでの移住相談「おうちDE浜松DAY」を利用した際に、浜松移住コーディネーターが市内案内をしてくれると聞いて、初めて2人で訪れました。妻は初めての浜松でしたが、いいところだねって言ってくれて、本格的に動き出しました。
宮嶋 いいところだって思ってもらえて嬉しいです。
博紀さん 程よく都会、程よく田舎のところが良くて。浜松は中心部だけでなく、郊外にも大型の商業施設が点在していて、どこに住んでいても便利で良いなと思いました。欲しいものが手の届く範囲にすべて収まっているというか。それに、宮嶋さんや浜松商工会議所の人にもサポートしてもらって、人に恵まれたなと思います。
音々さん 私も、移住先を浜松にした決め手というと「人」が大きいですね。全然知らない土地に行く訳ですから、こんなに親身になってくれる人たちがいるなら行っても大丈夫!という思いはありましたね。移住してから運転免許を取って、初心者マークを付けて車を運転している時も、みんな道を譲ってくれて、浜松の人の優しさを感じました。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>