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令和4年度当初予算

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静岡県浜松市

令和4年度は、都市の将来像である「市民協働で築く『未来へかがやく創造都市・浜松』」、未来の理想の姿「1ダースの未来」の実現に向け、諸施策を着実に推進します。
また、デュアルモード※への取り組みをはじめ、デジタル化の推進、産業力の強化、子育て・教育環境の向上、健康寿命の延伸や防災・減災対策、交流人口の増大、公共施設やインフラ施設の適切な維持更新など、直面する行政課題への対応を的確に反映しました。
※「経済モード」と「安全モード」の二重の様式

▼会計別予算額

※三大地、四大地、赤佐の各財産区特別会計を含みません。
※表の金額は、表示単位未満を端数調整しています。

▼一般会計の内訳

■当初予算の特徴
令和4年度当初予算は、デジタルの力や多様な地域資源を最大限活用し「戦略計画2022の基本方針」の重点化テーマ「サステナブルな地域社会の創造」を実現するため「若者がチャレンジできるまち」「子育て世代を全力で応援するまち」「持続可能で創造性あふれるまち」の「3つのまち」を創る施策に重点を置きました。

◇予算規模
一般会計当初予算額は3640億円で、令和3年度に比べて139億円(4.0%)の増となりました。
また、特別会計、企業会計を含めた全会計合計では、6679億円となりました。
全会計における令和4年度末の市債残高は4462億円(市民一人あたり56万4千円)となる見込みです。

◇歳入予算
歳入予算のおよそ40%を占める市税収入は、個人市民税の新型コロナウイルス感染症の影響に伴う所得の減少が限定的であったことや、企業収益の緩やかな回復などにより1469億円となり、令和3年度に比べて122億円増える見込みです。
また、国庫支出金60億円の増額、地方交付税20億円の増額などにより昨年度を上回る規模を確保しました。

◇歳出予算
民生費では、保育所の運営、待機児童解消のための保育所などの整備や、保護者の経済的負担軽減のための子ども医療費助成制度の見直しなどにより、1162億円を見込んでいます。
衛生費では、新型コロナウイルスワクチン接種など、市民の安全・安心な生活の維持と感染症の収束に向けた体制整備や、新清掃工場の整備などを進めます。
商工費では、本市の基幹産業である、輸送用機器産業などの地域産業力の強化や、スタートアップ施策の推進、大河ドラマの放送決定を好機とした観光誘客により地域経済を活性化します。
そのほか、アフターコロナを見据えたデジタル技術の利活用によるスマート自治体への基盤づくりや、放課後児童会の運営支援による子育て環境の向上、福祉交流センターや中央図書館の大規模改修などに取り組みます。

▼用語解説
【予算】…例えば、家庭の収支を把握するための家計簿では、給料などが収入となり、毎日の食費、光熱水費、住居費などは支出となります。同じように、市にも収入と支出があり、その収入と支出の計画書を「予算」といいます。また、収入を「歳入予算」、支出を「歳出予算」といいます。
予算は、年度ごとに決められ、毎年4月1日から翌年の3月31日までに入ってくる収入を、この期間の支出に充てることになっています。市長の作成した予算案を市議会で審議し、議決を経て成立します。
【特別会計】…市が特定の事業(国民健康保険事業、介護保険事業など)を行う場合などに、法律や条例に基づき設置した会計。
【企業会計】…病院や上下水道事業などの公共の福祉の増進を目的に経営する独立採算による事業会計。
【戦略計画】…市の重点戦略やその年度の目標を掲げ、政策や事業とともに、行財政改革や資源配分などの考え方を含めた市政全般にわたる方向性を示し、環境の変化を踏まえて毎年度策定する計画。
【一般会計】…主に市税を財源として、道路や福祉、教育など暮らしに密着したサービスや生活基盤の整備などを実施する行政運営の中心となる会計。

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