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■徳川家康公御腰掛岩(こしかけいわ)(水窪町山住)
河内浦(こうちうれ)の鳥居場から山住神社へ登る山住古道の7合目付近に岩があり、「徳川家康公御腰掛岩」と書かれた立札が立てられています。
山住神社でお話を伺ったところ、この岩は、徳川家康公が戦勝祈願のために山住神社に来る途中で腰掛けたとされる岩で「天正12年8月18日勝坂獅子鼻より東照宮様武田衆開戦の節、御参詣遊ばされ御祈願のため、御太刀一振奉納遊ばされ候う、その節御腰掛けなされ候う岩、今において世人休み候う儀相置き候う」と書かれた文書が残っているそうです。また、登山が好きな人は、現在も山住古道を歩いて、豊かな自然や徳川家康公御腰掛岩を見ながら山住神社まで来るそうです。
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