近年、生活スタイルや働き方の変化により、首都圏から地方都市への移住を考える人が増えています。
ふるさと回帰支援センターが行った「2020年移住希望地域ランキング」で、静岡県は全国1位になりました。浜松市も移住を希望する人からの人気が高まっており、令和2年度は1000件を超える移住相談が寄せられました。
今回の特集では、実際に移住し、浜松での暮らし(ハマライフ)を送っている人の声と、本市が力を入れている移住支援策を紹介します。
■街中へU(ユー)ターン〜埼玉県から浜松市西区へ入山さん家族の場合〜
▽Uターンのきっかけは?
子供が生まれたことがきっかけでした。
自分の住み慣れた地で子育てがしたいと、移住を考えるようになりました。浜松市への移住を調べていたところ、移住相談会「浜松day」を知り、相談に行きました。自分たちだけでは移住や仕事の情報を探すのは大変だったので助かりました。
▽実際に移住してみて子育てはどうですか?
保育所に入所できるかが一番心配でしたが、移住相談窓口から、区役所の保育所相談窓口を紹介してもらい、保育所の入所状況などを知ることができて安心しました。
また、以前住んでいた地域は交通量が多く、子供を遊ばせるには不安がありましたが、今住んでいる所は周りに公園や自然が多くあり、子供をのびのびと遊ばせることができます。
◆【まずはここに相談!】浜松移住センター
浜松での暮らし「ハマライフ」を実現させるために、ワンストップで総合的な支援をしています。
【移住窓口担当】齋藤明宏(さいとうあきひろ)
生活や住まい、仕事、子育てなど、移住に関することなら何でもお気軽にご相談ください。お問合せをお待ちしています!
◆【移住のプロもサポート!】浜松移住コーディネーター
中山間地域と都市部にそれぞれ担当がいるため、自分に合った地域を見つけることができます!
毎週水曜日と金曜日には、オンラインでの移住相談も行っています。
【都市部担当】宮嶋千恵美(みやじまちえみ)
移住と就職を一緒に進められるよう、商工会議所と連携してサポートしています。環境を変えるのは不安なものです。移住を考えるみなさんを温かく迎えられるよう心掛けています。
【中山間地域担当】井上紗由美(いのうえさゆみ)
移住希望者への地域紹介や、Welcome集落(広報紙P.6)など地域の自治会さんとつなぐお手伝いをしています。地域のお付き合いを楽しんでくださる人をお待ちしています♪
問合せ:浜松移住センター(浜松市役所市民部市民協働・地域政策課)
【電話】053-457-2243
▽仕事も変わったと聞いていますが、転職活動はどうでしたか?
夫は仕事がすぐに見つかるか心配していましたが、移住相談と同時に商工会議所で転職についても相談することができました。浜松にどんな企業や仕事があるのかを自分だけで探すのは大変ですが、これまでの仕事内容などからマッチングをサポートしてもらいスムーズに就職先が決まりました。LINEで相談できたことも手軽で良かったようです。
私自身も両親に助けてもらいながら子育てができるので、再び美容の仕事を始めることができました。
◆【移住と併せて相談できる】はままつUIJターン就職寄り添い相談
市内企業への就職は浜松商工会議所と連携して支援しています。
(1)LINE登録
◎LINEで相談できる!
(2)就職相談スタート
(3)希望の業種や職種を連絡
(4)商工会議所が企業をリストアップ
(5)見学や応募
◎相談員が就職内定までしっかりサポート!
▽移住を考えている人にメッセージをお願いします!
自分たちだけで移住を考えていたら、知ることができなかった支援やサービスもありました。まずは浜松移住センターに相談してみることをお勧めします。
◆【移住・就業のための補助金】はじめようハマライフ助成事業
東京圏から市内に移住・就業した人へ100万円(単身の場合は60万円)を支給する制度です。
【主な要件】
・移住前に東京23区に在住または通勤していた人
・2019年4月1日以降に浜松市に移住した人
・その他、支援金対象の求人マッチングサイトを利用して就職した人や、移住する前の仕事を引き続きテレワークで実施している人 など
●地元にいた両親の声
娘たちが浜松に帰ってくると聞いて驚きましたが、95歳になる母と3人暮らしだったので、心強く思っています。孫の成長も近くで応援することができ、家の中がにぎやかになってうれしいです。
●採用した企業の声 浜松委托運送(株)
倉庫事業で多様な通販商品を扱うことになり、新たな人材を探すために浜松商工会議所の就労支援に企業登録していました。
酒屋の営業職の経験がある浩二さんが来てくれて助かりました。
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