文字サイズ

【連載コラム】あなたにもできるSDGs(エスディージーズ)

33/36

静岡県浜松市

■第7回

秋になり、涼しくなると草地や水辺で群れて飛ぶ「赤とんぼ」。近頃、その姿を見かける機会が減ったと感じませんか?また、通常は春から夏にかけて多くの人でにぎわう浜名湖の「潮干狩り」も、アサリの漁獲量が減っているため2年連続での中止となりました。私たちにとって大切な自然の「当たり前」が、少しずつ「当たり前」ではなくなっていることにお気付きでしょうか。
私たちの暮らしを支えている自然の恵みは、多くの生物と自然のつながりによって保たれています。しかし近年、人の手による開発や外来生物の持ち込みにより生態系の破壊が起きています。
SDGsの14番目の目標は「海の豊かさを守ろう」、15番目の目標は「陸の豊かさも守ろう」です。健全な生態系を維持して、自然の恵みを守るための目標です。次世代のためにも生物多様性を守り、自然と人が共生していける社会をつくっていかなければなりません。
市では、多くの人に自然への興味を持ってもらえるように、身近な生きもの「ツバメ・トノサマガエル・赤とんぼ」の目撃情報を募集し、観察マップを作成しています。この機会に、身近な自然を探しに出掛けてみてはいかがでしょうか。まずは身近な自然から、生物多様性について考えてみませんか。

◇生きものを探そう!!
「ツバメ・トノサマガエル・赤とんぼ」を見つけたら、写真を撮って環境政策課に送ってください。送付先メールアドレスなど、詳しくは市ホームページへ!
【市HP】「生物多様性 しらべる」で検索

問合せ:環境政策課
【電話】453-6149

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

       

広報プラスーはままつー

MENU