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【連載コラム】あなたにもできるSDGs(エスディージーズ)

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静岡県浜松市

■第6回 オール浜松で浜松市域“RE(アールイー)100”の実現を!
浜松市は、エネルギーに不安のない強靱(きょうじん)で低炭素な社会「エネルギー・スマートシティ」の実現を目指し、今年3月、2050年までに二酸化炭素排出実質ゼロを目指す、浜松市域“RE100”宣言を表明しました。これは、市域全体を一つの事業所に見立て、市内で使われる電気を全て再生可能エネルギーで生み出すことができる状態を目指そうとするもので、市が独自に定義したものです。
この取り組みは、SDGsの7番目の目標「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」、9番目の目標「産業と技術革新の基盤をつくろう」、11番目の目標「住み続けられるまちづくりを」につながります。
市内では、全国有数の日照条件を生かした太陽光発電を中心に、再生可能エネルギーの拡大が進んでいます。家庭や事務所での再生可能エネルギーの導入は、台風などの災害時に停電した場合も非常用電源として利用することができるメリットもあり、太陽光発電とあわせて蓄電池を設置するケースも増えています。
市では、設備を設置する家庭や事務所向けの補助金制度を設けていますので、ぜひ、ご利用ください。今後も、地域と調和した再生可能エネルギーを拡大し、地域で生まれた電気を地域で賢く使うなど、市民の皆さまのご理解とご協力をいただきながら、オール浜松で「浜松市域“RE100”」の実現に向けた取り組みを進めていきます。地球にやさしく、安心して暮らし続けられる生活のために、再生可能エネルギーについて考えてみませんか。

■浜松市域“RE100”の実現に向けた3本柱
(1)再生可能エネルギーの導入・利用拡大
・多様な再生可能エネルギーの導入
・再生可能エネルギー電源の地産地消
(2)徹底した省エネ+イノベーション
・ゼロカーボン建築物→まちづくり(スマートコミュニティ)
・水素社会の実現
・エネルギー:環境イノベーション
(3)森林の二酸化炭素吸収
・林業・木材産業の成長産業→天竜材の利用拡大
・持続可能な森林経営
・森林資源の活用と保全

◎上記3本柱の事業を推進してCO2(二酸化炭素)排出量を…
497万t(2016年実績)→実質ゼロ(2050年目標)

問合せ:エネルギー政策課
【電話】457-2503

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