■第3回「浜名湖生のり」そうめん
▽材料(3人分:小鉢サイズ)
・遠州手延べそうめん(乾燥状態で)…100g
・浜名湖生のり…24g
・遠州灘産釜揚げしらす…24g
・ミョウガ…1個
・大葉…3枚
・白ゴマ…少々
・おろししょうが…少々
●麺つゆ
・だし…540cc
・しょうゆ、みりん…各小さじ5
・塩(できれば粗塩)…5g
・砂糖…小さじ2
・水溶き片栗粉(片栗粉…大さじ3弱、水…片栗粉の倍量)
★だしは、水と顆粒(かりゅう)だしでも代用できます。
▽作り方【調理時間:10分程度】
(1)そうめんをゆでる。
(2)調味料を合わせただしを火にかけ、水溶き片栗粉を入れ、とろみをつけ冷ます。
(3)冷めただしに「浜名湖生のり」を入れ、麺つゆを仕上げる。
(4)器にそうめんを盛り、生のり入り麺つゆをかける。
(5)刻んだミョウガ・大葉としらすをのせ、白ゴマを振る。最後におろししょうがを添えて完成!
▼生のり調理のヒント
ざるにあげ、熱湯をかけた後、流水で冷やすと、よりきれいな色になります。余りは小分けにして冷凍保存できますよ。
▼浜名湖のり
浜名湖のりの養殖はウナギよりも歴史が古く、江戸時代後期の1820年から始まりました。養殖開始から200周年の節目となった今年、「浜名湖のり」は、特許庁が地域ブランド保護などを目的に創設した、地域団体商標に登録され、全国的にも注目を集めています。
鮮やかな緑色と強い磯の香りが特徴で、浜名湖周辺地域では、生のりをみそ汁に浮かべたり、三杯酢で食べたり、お好み焼きの具にも使われたりしています。
◇ココがPOINT!
ごま油を少し加えるとさらにおいしくなりますよ
◇レシピ提供者
遠鉄観光開発(株) 総料理長 大野公司(こうじ)さん
1969年、浜松市生まれ。かんざんじ温泉「ホテル九重」オープン時に入社し「、ホテル九重」料理長、「ホテルコンコルド浜松」総料理長を経て、2020年、現職に就任。
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