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三遠南信ふれあいウオーク【南信州地域214】

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静岡県浜松市

◆南信州の郷土食“塩いか”をご紹介!

三遠南信地域は、天竜川、豊川の上流域を結ぶ水運や「塩の道」と呼ばれる三州(さんしゅう)街道(飯田街道)、遠州街道(秋葉街道)、中馬(ちゅうま)街道などの陸運によって平野部と内陸部が結ばれ、行政の境界を越えて独自の生活圏を形成してきました。しかし、このような交易手段がありつつも、海に面していない南信州では、冷蔵庫がなかった頃は新鮮な魚介類を食べることが難しい状況でした。そこで、編み出されたのが、“塩いか”です。

塩いか、はイカの内臓を取り、ゆでて胴部に塩を詰めたものです。商品にもよりますが、冷蔵で2~3週間保存できます。生のイカが簡単に手に入る現在でも、食感や塩加減にやみつきになる人が多く、根強い人気があります。南信州では、塩いかを塩抜きして、キュウリと酒かすのあえ物や、天ぷらにするのが定番ですが、あっさりした食材なのでアレンジ料理が豊富です。飯田市ではスーパーなどで購入できるので、観光客にもお土産として人気です。新型コロナウイルス感染症が収束し、南信州にお越しの際は、珍しいお土産の一つとして、ぜひご検討ください。

塩いかは通販でも購入できます。ぜひ南信州の味をご家庭で味わってみてください。
【HP】「塩いか 通販」で検索

問合せ:飯田市秘書広報課
【電話】0265-22-4511(内線:2315)

「三遠南信ふれあいウオーク」は、浜松・豊橋・飯田の三市で共同制作しています。

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