舞阪漁港は全国有数のシラスの水揚げ高を誇っています。シラス漁は3月21日に解禁され、4月中旬から6月ごろに最盛期を迎えます。
遠州灘で漁をした船が次々と港へ戻ってくると、漁港は一気に活気づきます。待ってましたと、女性たちが荷台を押して船の周りに集まり、35kgにもなるシラスがいっぱいに入ったコンテナを荷台に乗せて、手早く競り場に並べます。仲買人によって競り落とされたシラスは、すぐに加工場へ運ばれます。船から水揚げされ、わずか十数分の出来事です。
「鮮度が命」のシラス漁にとって、漁場に近い舞阪漁港は最適な港。生食はもちろん、釜揚げにしたり、天日干しにしたりして新鮮なまま私たちの食卓へ届きます。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>