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【特集】豊橋・浜松・飯田市合同企画 カレーで三遠南信をいただきます・1

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静岡県浜松市

三遠南信地域は、愛知県東三河、静岡県遠州、長野県南信州にまたがるエリアです。この地域は、古くから人や物資、文化などの交流が盛んに行われてきました。JR飯田線や三遠南信自動車道などの交通網が発達した現在は、移動も便利になったことから、日帰りできる観光地として行き来する人も増えています。
観光の楽しみの一つに「ご当地メニューを食す」ことを挙げる人も多いでしょう。今回の特集では、老若男女問わず大人気のメニュー「カレー」から、各市の魅力を探ります。地元食材を生かしたカレーや、カレーの開発による地域おこし、それらに懸ける人々の思いなどを紹介します。
この地域だからこそ生まれたオンリーワンのカレーを食べに出掛けてみませんか?

◉特集に関する問い合わせ
【電話】457-2021(広聴広報課)

【東三河】豊橋市
■二層構造で二度おいしい豊橋カレーうどん
豊橋カレーうどんは、丼の底にとろろご飯が入り、その上にカレーうどんを盛り付けています。ご飯と一緒にカレールウを残さず楽しめるのが特徴です。
豊橋のうどん店で使用している麺は、ほとんどが自家製で、100年以上の歴史を持つ老舗もあります。その自慢のうどんをもっとみんなに食べてほしいという思いから、麺類組合の有志で結成された豊橋うどん「Team華麗(カレイ)」が中心となり、ご当地グルメとして豊橋カレーうどんが開発されて、今年で10年を迎えます。豊橋カレーうどんと名乗るには、豊橋産ウズラ卵を使うなど5カ条を定めており、現在、市内の42店舗で食ベることができます。
店舗によって、カレーに店独自のつゆを使ったり、大葉やキャベツなど豊橋産の食材をトッピングしたりと、こだわりの味を楽しめます。食べ比べてお気に入りの豊橋カレーうどんを見つけてください。

▽最初はカレーうどんを味わい、最後にとろろご飯と混ぜ合わせるのがおすすめです。

▽のぼり旗が目印です。麺やだしの取り方など、それぞれの店で特徴があります。
豊橋うどん「Team華麗」会長 真野善和さん

◆「豊橋カレーうどん」の5カ条
(1)自家製麺を使用する
(2)器の底から、ごはん、とろろ、カレーうどんの順に入れる
(3)豊橋産ウズラ卵を使用する
(4)福神漬または壺漬(つぼづけ)・紅しょうがを添える
(5)愛情を持って作る

問合せ:豊橋観光コンベンション協会
【電話】0532-54-1484

■辛い!けど、うまい!スパイストマトカレー
豊橋産のミニトマトを5倍に濃縮し、旨味を封じ込めたトマトペーストを使用したスパイストマトカレー。数種類の香辛料を配合して仕上げた辛口な風味は、大人に大人気です。
穏やかな気候に恵まれた豊橋は農業王国として有名で、トマトやミニトマトは国内トップクラスの出荷量を誇ります。このトマトをもっと日持ちする形で多くの人に届けたいとの思いから、スパイストマトカレーが開発されました。昨年5月にオープンした「道の駅とよはし」で販売されており、三河が誇るさまざまな特産品が並ぶ中、1週間で千箱も売れた看板商品です。豊橋のトマトをカレーで味わえる逸品。お土産にいかがでしょうか。

▽絶妙な辛さと、後から口に広がる濃厚なトマトの香りや味がクセになります。チーズを加えて味をまろやかにしても◎。

▽濃縮トマトの旨味に感動します。リピーター続出です。
まるっとみかわ 彦坂みゆきさん

問合せ:まるっとみかわ
豊橋市東七根町(道の駅とよはし内)
【電話】0532-73-1986

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