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【特集】浜松市は”私たち”がつくる!・3

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静岡県浜松市

■市民協働に取り組んでいる人たちに話を聞きました
●interview 1
日常生活で身近な課題に気付くことが大切〜市民活動体験講座を受講〜
私たちの社会にはどんな課題があって、どのように解決しているのかが知りたくて、市民活動体験講座に参加しました。日本で暮らす外国人への日本語や学習のサポートを行うNPO法人の活動を体験して、私も社会をより良くしたいという気持ちが芽生えました。
日頃目にするニュースや生活の中で、自分が「嫌だな、良くないな」と感じることは、きっと社会全体から見ても課題なのだと思います。その中には、ちょっとした心掛けで解決できそうなこともあります。普段から社会の課題を意識し、何ができるかを考えて行動に移していきたいです。
浜松西高校中等部 谷野 樹(たつき)さん

▽市民活動体験講座
市内の中学生や高校生に市民活動を身近に感じてもらうため、市内の市民活動団体の活動を実際に体験してもらう講座。市が主催。今年度は7団体が体験活動を実施。

●interview 2
自分の興味関心があることから始めて〜いなさ青年団〜
同世代のつながりが欲しくて引佐の若者たちで集まったのがきっかけです。せっかく集まったのだから、何か楽しいことをやってみよう!と、地域のマップ作りや農作業体験など、地域の魅力を生かした活動を始めました。
地域団体から「やりたいけど自分たちだけではできないから」とサポートを頼まれて、一緒にイベントの企画・運営をしたこともあります。一つの団体ではできないことでも、みんなで集まるとできるんだと実感しました。
社会貢献とか難しいことは考えず、まずは自分が楽しいと思うことをやってみる。結果として地域のPRやにぎわいにつながりました。
代表 長峯 岳(がく)さん

▽いなさ青年団
『出来る人が出来る時に出来る事を出来る範囲で楽しく活動する!』をモットーとしている。企業や地域団体、市民、行政などと連携しながらWEBサイトやイベントの企画運営を行う。

●interview 3
一歩踏み出せば、自然とつながる〜三島町自主防災見守りっこ隊〜
東日本大震災を見て、地域の防災力を高めなくてはと思ったのがきっかけです。当時はマニュアルがなく、何から始めればいいのか分かりませんでしたが、自治会や凧揚げ会などの知り合いに声を掛けて活動を始め、今では他の自治会に活動のノウハウを教えるまでになりました。
避難訓練など、実際に活動をしてみると、若者世帯や子供たちとのつながりが薄いという課題が見え、世代を超えてつながる必要があると感じています。このような活動は継続させることが大切です。子供会など、世代の異なる組織とつながることで、この活動を未来につないでいくことができたらと思います
代表 藤田 明男さん

▽三島町見守りっこ隊
自治会OBを中心に160人で活動。風水害、地震、津波などに備え、町内の情報を把握し避難支援の体制を整える。写真は高齢者世帯を訪問し安否確認をしているところ。

〝私たち〟が「、暮らしやすいまちにしたい!」という思いを持って行動することで、まちは少しずつ変わります。「誰かがやってくれる」ではなく、「自分にできることをできる範囲でやってみよう」という意識が大切です。
社会を支えることに関心を持って、自分ごととして行動を起こし、〝私たち〟の幸福と豊かなまちづくりのために共に取り組んでいきましょう。

【お知らせ】
はじめの一歩!地域デビュー講座and交流会
〜地域デビューのヒントや心得を伝えます〜

◆第1回
セカンドライフは地元で地域デビュー
対象:退職前後のシニア向け
日時:1月24日(金)午後2時〜5時
場所:あいホール利用室

◆第2回
家族みんなでイキイキ地域デビュー
対象:子育て・仕事世代向け
日時:2月15日(土)午後2時〜5時
場所:福祉交流センター大会議室

【申し込み】
各回とも5日前までに、氏名、住所、電話番号、参加する回(両方も可)を記載し、郵送、ファクスまたはEメールで市民協働・地域政策課へ
〒430-8652中区元城町103-2
【FAX】457-2750
【E-mail】shiminkyodo@city.hamamatsu.shizuoka.jp
【市HP】「地域デビュー」で検索

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