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静岡県浜松市

愛の鞭(ムチ)は捨てて!体罰や暴言によらない子育てを
子育てで疲れたりイライラがたまったりすると、ストレスが子供に向かってしまうことがあるかもしれません。始めは“しつけ”のつもりでも、エスカレートして深刻な“虐待”へとつながることがあります。子供の気持ちに寄り添い、子育てをしていきましょう。

◆相談・通告件数は過去最多に
児童虐待の相談・通告件数は年々増加しています。市内でもこの10年で3.4倍に増え、毎日1.5件以上の通告が寄せられている計算になります。虐待は身近に起きている問題です。

◆“しつけ”のためでも体罰は禁止!
親権者などによる体罰の禁止を規定する改正児童虐待防止法が、令和2年4月から施行されます。体罰や暴言は、子供の脳の発達に深刻な影響を及ぼすという研究報告もされており、子供の成長に「百害あって一利なし」です。

◆子供を健やかに育むためのポイント
□爆発前のクールダウン法を見つけておく
イライラすることは誰にでもあること。爆発前にクールダウンするための自分なりの方法を見つけておきましょう。
例)窓を開けて風に当たる、深呼吸をする、数を数える

□大変な時はSOSを出す
育児の負担を一人で抱え込まず、家族や友達に相談したり、支援サービスの利用を検討したりしてみましょう。
例)家事代行サービス、一時預かりなどを利用する。

□「たたかない怒鳴らない」と心に決める
体罰や暴言は子供にとってとても怖いこと。心や体にダメージを受けるだけでなく、子供が親に恐怖を感じていると、親には心配事などを相談できず、いじめや非行に発展してしまうことも。

□子供の成長を応援する気持ちでいる
2・3歳の子供の「イヤ」は自我の芽生えであり成長の証です。子供の成長過程で必ず通る道だとおおらかに構えて、子供の意思を後押ししていきましょう。
例)どうしたらいいのかな?と子供の考えを引き出す。

▼11月は児童虐待防止推進月間です
オレンジリボンは「子育てに優しい社会」「児童虐待のない社会」を目指すシンボルマークです。

▼子育て中の皆さんへ
市内には多くの相談窓口があります。あなたの悩みに合った相談先や支援を見つけることができます。

・はますくQ&Aサイト
子育てのよくある疑問を解決
※QRコードは広報紙をご覧下さい

・浜松子育て情報サイト「ぴっぴ」
知りたい・相談したい・つながりたい

▼「虐待かも」そう思ったら迷わず連絡を!全ての人で子供たちを見守りましょう。
調査員は虐待と決めつけず慎重に調査します。
間違いでも通告者に責任や罰則はありません。
プライバシーに考慮し、秘密を厳守します。

児童相談所全国共通ダイヤル(イチハヤク)
【電話】189

子育て支援課
【電話】457-2792

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