■1911 浜松市の誕生
浜松が市制を施行したのは1911(明治44)年7月1日。当時の戸数は6,940戸、人口3万6,782人で、静岡市に次ぐ県下で2番目の市となりました。
■1956 高度経済成長の礎、佐久間ダムの建設
日本の高度経済成長を支えた水力発電の先駆け的存在の佐久間ダムは、高さ155m、長さ293mの巨大コンクリートダム。日本の技術のみで建設するという当時としては画期的な試みで、着工からわずか3年4カ月で完成しました。東京の霞ヶ関の超高層ビル建設など、その後の日本の土木技術に大きな影響を及ぼしました。
■1964 日本の経済と暮らしを支える大動脈 世界初の高速鉄道、東海道新幹線開業
高度経済成長を象徴する大事業の一つで、「夢の超特急」の愛称で呼ばれた東海道新幹線が1964(昭和39)年に開業。東京オリンピックの開幕を10日後に控えた10月1日のことでした。
■1994 浜松のシンボル「アクトシティ浜松」
1994(平成6)年10月8日にオープンしたアクトシティ浜松。1991(平成3)年8月に着工し、総事業費およそ1,600億円を投じて建設されました。
アクト(ACT)とは、Aはアート(芸術文化)、アコード(調和)、Cはコミュニケーション・コミュニティ(交流)、コンベンション、Tはテクノロジー(産業技術)、トータル・マネージメント(一体的管理)などの頭文字からなる名称です。
■2005 12市町村の合併により、県下最大の都市が誕生
2005(平成17)年7月1日、12市町村が合併し、天竜川や浜名湖、北部の山々など、豊かで美しい自然環境と、浜松駅を中心とした都市部が共存した、人口80万人を超える魅力あふれる新「浜松市」が誕生しました。2007(平成19)年4月には、全国で16番目となる政令指定都市へ移行しました。
■2020 総延長17.5kmの防潮堤
東日本大震災の津波被害を教訓に、静岡県と浜松市が整備しました。堤の高さは海面から13~15m、天竜川河口から浜名湖今切口までの東西17.5kmにわたる防潮堤は全国で最大規模です。
■2025 天竜川・浜名湖地域12市町村合併20周年記念式典
2005(平成17)年7月1日に12市町村が合併して誕生した今の浜松市が20周年を迎えたことを記念し、市民500人が参加して記念式典が行われました。
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