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安全・安心・快適(2)

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静岡県浜松市

■安全で安心して暮らせる川づくりの推進
近年、激甚化・頻発化する水災害を踏まえ、ハード対策と、市民の主体的な自助・共助を促進するソフト対策とを組み合わせ、流域に関わるあらゆる関係者が協働して取り組む「流域治水」を推進します。その中で、豪雨により甚大な被害が生じている河川や流域の水害対策として、河川改修や、雨水貯留施設の整備などを進めます。また、点検や巡視結果を踏まえた適切な維持管理により浸水被害の軽減を図ります。
(河川課)

■拠点ネットワーク型都市構造の実現に向けた取組の推進
快適な暮らしを支えるコンパクトで持続可能な拠点ネットワーク型都市構造の実現に向け、土地利用計画制度の運用の考え方を示す「土地利用方針」および都心などの民間都市開発を戦略的に誘導するための「都市機能誘導方針」を策定するとともに、公共交通の「リ・デザイン」を推進します。
(都市計画課、土地政策課、交通政策課)
※詳細は本紙をご覧ください。

■災害に強い都市づくり
大規模災害に備えた防災・減災対策や被災後の早期生活再建を可能とする復興事前準備に向けて、多様な災害に対応した防災都市づくり計画を策定するとともに、緊急輸送路沿道の建築物やブロック塀などの地震対策や大規模盛土造成地などの宅地耐震化推進事業を促進し、災害に強い都市づくりを進めていきます。
(都市計画課、建築行政課、盛土対策課)

■都市基盤整備の推進
主要生活拠点において、市民の生活サービスを提供する都市機能と居住の誘導を図るため、土地区画整理事業による都市基盤整備を推進し、公共交通結節機能の強化や土地利用を増進するとともに、都心居住・交流人口の増加に向けて、市街地再開発事業を促進していきます。
(市街地整備課)

■「花と緑のまち・浜松」の推進
昨年(令和6年)春に開催した、浜名湖花博20周年記念事業「浜名湖花博2024」は、浜松・浜名湖地域の花や緑の魅力を国内外に発信する機会となりました。こうした機運を一過性に終わらせないよう、「花と緑のまち・浜松」の取り組みを進めます。
また、「浜松市緑の基本計画」が目指す姿「みどり生活を愉しみ、暮らしもまちも豊かな浜松へ」を実現するために、緑に関する市民活動の支援や、人材育成等に取り組みます。
(緑政課)

■市民の憩いの場となる公園の整備と管理
浜松城公園において、隣接する茶室と公園をつなぐ園路・広場の整備や、花木の新たな植栽により、四季を感じられる「憩いの場」の整備を進めます。
また、防災機能を有する公園の整備や、市民の健康寿命や幸福感向上を目的とした佐鳴湖公園再整備計画の策定に取り組みます。
老朽化した遊具の更新を計画的に進めるとともに、周辺環境や安全に配慮した樹木管理を行い、安心・快適に利用できる公園の維持管理に取り組んでいきます。
(公園課、公園管理事務所)

■動物園の魅力アップをめざして
浜松市動物園は、現在の舘山寺町へ移転しておよそ40年が経過し、設備や施設などの老朽化が目立つようになっています。こうしたことから「動物園再生基本計画」を見直し、動物福祉に配慮した飼育施設への改修や、来園者の快適性向上のための再整備を進めます。
また、市民に愛される動物園を目指し、「いのちの教育事業」や「環境教育事業」の充実を図ります。
(動物園)

■浜松市上下水道基本計画[2025~2034年度]に基づく取組の推進
上下水道事業が今後10年間において目指す方向性、取組内容、財政収支見通しなどを一体的に示すものとして、2025年度を始期とする「浜松市上下水道基本計画」を策定しました。本計画では、10年後の理想の姿を「安全・安心な上下水道が地域社会の中で健全な水循環に貢献している。」と設定し、実現のため、「施設強靭化等による防災・減災の推進」や「持続可能な経営の推進」など5つの基本方針を定め、さまざまな取組みを進めています。
また、子供たちが上下水道の仕組みを楽しく学べるキッズサイト「すいすいクラブ」、キッズVRサイト「バーチャル大原浄水場」の公開や、上下水道の普及啓発イベント「上下水道フェスタ」の開催など広報の充実を図っています。
(上下水道総務課、水道工事課、下水道工事課、浄水課)

■耐震化、老朽化対策及び雨水対策の推進
令和6年能登半島地震の教訓を踏まえて、上下水道システムの急所施設や避難所等の重要施設に接続する上下水道管路等の耐震化に取り組みます。
これに加えて、計画に基づき断水リスクを軽減するための基幹管路の耐震化や下水処理場の耐震化、老朽管の更新を重点的に進めていきます。
また、中山間地域における水供給の支援、頻発する集中豪雨や台風への備えとして「浜松市総合雨水対策計画2024」に基づき、雨水対策事業に取り組みます。
(水道工事課、下水道工事課)

■消火・救急などの災害対応力の充実強化に向けて
消火・救急などの災害対応力の充実強化を図るため、多様化・複雑化する火災や救急・救助事案および頻発・甚大化する自然災害を想定した実践的な訓練を行うとともに、現場活動の安全管理体制についても強化します。また、車両をはじめ消防活動に必要な資機材および消防水利を計画的に整備します。
(消防総務課)

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