浜松市では、広く文化の興隆や市の発展に尽くされ、郷土の誇りとして市民に深く尊敬されている方に「浜松市名誉市民」の称号を贈り、その業績をたたえています。
(旧天竜市の名誉市民ならびに旧雄踏町・旧引佐町・旧春野町の名誉町民は浜松市の名誉市民として継承されています)
■川上嘉市
Kawakami Kaichi
卓越した事業手腕により、今日のヤマハ株式会社の礎を築き上げるとともに、郷士の産業振興に貢献し、日本の産業界にも大きな功績を残しました。
明治18年生まれ 昭和39年没 昭和35年7月1日顕彰
■山本又六
Yamamoto Mataroku
浜松工業学校長、浜松工業試験場長などを務め、織物工業機械化の基礎づくりなど、50余年にわたり遠州織物業界の振興、地域の産業基盤づくりに貢献しました。
明治14年生まれ 昭和55年没 昭和41年7月1日顕彰
■内田六郎
Uchida Rokuro
浜松市医師会議長、浜松市社会教育委員長などを務め、医学の進歩向上に貢献するとともに、社会教育の振興、芸術文化の向上にも尽くしました。
明治25年生まれ 昭和49年没 昭和46年7月1日顕彰
■髙栁健次郎
Takayanagi Kenjiro
浜松高等工業学校(現静岡大学工学部)に助教授として赴任。世界に先駆けて、全電子方式のテレビジョンを完成させました。昭和56年、文化勲章を受章しました。
明治32年生まれ 平成2年没 昭和62年7月1日顕彰
■平山博三
Hirayama Hakuzo
5期20年にわたり浜松市長を務め、三方原用水事業、東海道本線高架化、浜松医科大学誘致など多くの功績を残し、市勢の発展に尽くしました。
明治39年生まれ 平成2年没 昭和62年7月1日顕彰
■本田宗一郎(旧天竜市)
Honda Soichiro
昭和23年、本田技研工業株式会社を設立。内燃機関の研究・特許を通じて、オートバイの生産、四輪自動車への進出を図り、今日の「世界のHONDA」を築きました。
明治39年生まれ 平成3年没 昭和48年11月3日顕彰
■熊村昌一郎(旧天竜市)
Kumamura Masaichiro
熊村長を2期8年、その後6期24年にわたり天竜市長を務め、市制施行に至る町村合併ならびに市制施行後の地域基盤整備に尽力し、旧天竜市の市勢発展に寄与しました。
明治42年生まれ 昭和61年没 昭和58年11月3日顕彰
■秋野不矩(旧天竜市)
Akino Fuku
石井林響・西山翠嶂に師事し、新しい日本画の創作活動に意を注ぎました。インドなどの海外にも意欲的に創作の場を求め続け、平成11年に文化勲章を受章しました。
明治41年生まれ 平成13年没 昭和58年11月3日顕彰
■内山信一(旧天竜市)
Uchiyama Shinichi
静岡県林業会議所会頭、天竜厚生会理事長、静岡第一テレビ社長など多方面にわたる要職を歴任し、長年にわたり林業振興、山村開発、障がい者福祉の向上に貢献しました。
明治42年生まれ 平成8年没 昭和63年11月3日顕彰
■古橋廣之進(旧雄踏町)
Furuhashi Hironoshin
戦後の混乱期の中、水泳の自由形の種目で驚異的な世界新記録を樹立し、「フジヤマのトビウオ」として世界から称賛されるとともに、日本国民に多くの夢と希望を与えました。
昭和3年生まれ 平成21年没 平成6年2月11日顕彰
■柴原力太郎(旧引佐町)
Shibahara Rikitaro
明治31年、車馬の往来が極めて困難であった道路状況を憂慮し、以後60余年の長きにわたり一貫して道路補修の勤労奉仕に一生を捧げました。
明治17年生まれ 昭和47年没 昭和43年3月21日顕彰
■酒川敬三郎(旧春野町)
Sakagawa Keizaburo
27歳で旧熊切村の名誉助役に選ばれ、以後、熊切村長・静岡県議・同県議会議長を務めました。春野地域と天竜・佐久間・水窪方面を結ぶ道路整備に尽力しました。
明治14年生まれ 昭和44年没 昭和42年6月3日顕彰
■大畑団平(旧春野町)
Ohata Danpei
熊切村議・春野町議・同町議会議長を務め、特に道路改良事業に尽力しました。また旧犬居町・旧熊切村の合併による春野町誕生、その後の旧気多村との合併に寄与しました。
明治25年生まれ 昭和57年没 昭和43年11月3日顕彰
■藤江藤三郎(旧春野町)
Fujie Tozaburo
犬居町議・犬居町長を歴任し、地方自治の進展に寄与するとともに、犬居農協組合長・春野町農協組合長などを務め、春野地域の産業振興にも尽くしました。
明治34年生まれ 昭和54年没 昭和43年11月3日顕彰
■白井鐵造(虎太郎)(旧春野町)
Shirai Tetsuzo
宝塚歌劇団に入団の翌年に「金の羽」を発表。以後、次々にヒット作を発表し、特に「すみれの花咲く頃」は、宝塚歌劇団の代表曲として今なお歌い継がれています。
明治33年生まれ 昭和58年没 昭和57年6月17日顕彰
■岡本弘之(旧春野町)
Okamoto Hiroyuki
気多村議・春野町議・静岡県議・同県議会議長を務め、地方自治の進展に寄与しました。また、静岡県森林組合連合会会長なども務め、地場産業の振興にも尽くしました。
大正9年生まれ 平成5年没 昭和62年11月3日顕彰
■天野浩
Amano Hiroshi
高輝度、省エネルギーの白色光源を可能とした高効率青色発光ダイオードの発明により、平成26年にノーベル物理学賞を受賞しました。
昭和35年生まれ 平成27年7月1日顕彰
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